ベビー服を買い揃えていると、
幸せな気分になりますよね。
普段なら、何の疑問もなくできる洗濯も、
出産準備中のママや
赤ちゃんとの新生活が
始まったばかりのママにとっては、
気になる事のひとつ。
そこで、
・べビー服の洗濯、大人と一緒で大丈夫?他のママの洗濯事情
・ベビー服専用洗剤の3つの特徴
・ベビー服専用洗剤を使用した方が良い赤ちゃんのタイプ
・洗濯で、意外と見落としがちな4つの事
などの基礎知識を4項目でまとめました。
赤ちゃんの服と大人の服、
一緒に洗ってもいいのか?
知りたいママはぜひ参考にしてみてください。
べビー服の洗濯大人と一緒で大丈夫?他のママの洗濯事情
ベビー服の洗濯に、決まりはありません。
インターネットや育児書のママの声では、
・洗剤は大人と一緒のものを使用。ベビー服だけ洗濯を分けて洗う
・洗剤はベビー専用洗濯洗剤を使用し、大人用の服も一緒に洗う
・洗濯は、色物や汚れ度合いで分け、ベビー服も大人用の服も同じ洗剤で一緒に洗う
と体験談などは様々。
4ケ月過ぎた頃から、汚れが軽い大人服と一緒に洗ったり、
半年~1歳ごろには、洗剤は大人と一緒のものを使用したり、
大人用のものと一緒に洗濯をしているママが多いようです。
ベビー服専用洗剤の3つの特徴
赤ちゃん専用の洗濯洗剤には、
以下の3つの特徴があります。
「赤ちゃん用の洗剤ってどうなの?」
と気になってるママは読んでみてくださいね。
1.多くが無添加洗剤である
2.洗濯の頻度が高くなる
3.洗剤の金額が高い
1.多くが無添加洗剤である
無添加洗剤とは、天然の油脂と
アルカリだけで作られている洗剤のこと。
自然由来であることから肌に優しく、
衣類が口に触れても安心できるというのがポイントです。
一方、人工的に作られる
合成洗剤の主な成分(合成界面活性剤)は、
泡立ちや洗浄力に優れている反面、
アレルギーの原因となる事も。
ただし、最近では、合成洗剤でも
アレルギーテスト済のベビー専用洗剤などが発売されています。
2.洗濯の頻度が高くなる
無添加のベビー用洗剤は、
合成洗剤に比べ、洗浄力が劣ります。
そのため、大人服や汚れがひどい衣類には向きません。
結果的に、汚れがひどい服は
洗剤も洗濯も、分けて行う事になります。
とはいえど、
ベビー服の1回分の洗濯量が少ないからと、
量をためてから洗濯することはお勧めしません。
放置するとミルク汚れなどは落ちにくくなり、
カビの原因になります。
3.洗剤の金額が高い
いわゆる一般的な洗濯洗剤と比べると、
無添加洗剤は1.5~3倍近くの価格です。
洗濯頻度にもよりますが、
ベビー服だけに使用すると考えると、
少し高く感じてしまうかもしれません。
ベビー服専用洗剤を使用した方が良い赤ちゃんのタイプ
以下の赤ちゃんの場合には、積極的に
ベビー服専用の洗剤を使うことをお勧めします。
・抵抗力や肌が弱い生後3ケ月頃までの新生児期の赤ちゃん
・パパやママが敏感肌、またはアレルギーが心配される赤ちゃん
抵抗力や肌が弱い生後3ケ月頃までの新生児期の赤ちゃん
健康な状態で生まれてきた赤ちゃんでも、
生後1~2ヶ月の間、肌はとても繊細です。
極力、刺激となる可能性があるものは避け、
肌に優しいベビー用洗剤を使用してあげるとよいでしょう。
パパやママが敏感肌、またはアレルギーが心配される赤ちゃん
アレルギーに関して
「何でも特別扱いしていると、赤ちゃんが弱くなる」
「昔はベビー専用の洗剤なんてなかったし、必要ない」
というようなことをいう先輩ママもいます。
ですが、昔と違って、
アレルギーの原因や対処方法などは、
具体的に解明や研究が進んでいます。
合成洗剤で荒れてしまう、
またはアレルギーを発症する赤ちゃんがいるのも事実。
赤ちゃんの体質に不安がある場合は、
できるだけ不安要素となるものの使用は、
避けてあげることをお勧めします。
ベビー服を洗濯する際に、意外と見落としがちな4つの事
生後半年~1年を過ぎて、
大人と一緒の洗剤や大人服と一緒に洗濯をし始める時にも、
見落としがちな下記の4つは、ぜひ気にしてみてください。
1.洗剤の用量を守る
2・洗濯槽の掃除
3.大人用の新品の服は、わけて洗う
4.ひどい汚れは、その都度すぐに事前洗い
1.洗剤の用量を守る
汚れの落ち方を決めるのは、洗剤の量ではなく、
生地と汚れに見合った水温と、
適切な洗剤量と使用方法です。
多量の洗剤は、
解け残りやカビの元となりますので、注意が必要です。
2・洗濯槽の掃除
毎日洗濯していても、洗濯槽が汚れていると台無しです。
臭いや雑菌繁殖の原因にもなります。
月1回~3ヶ月に1度は手入れをするようにしてください。
3.大人用の新品の服は分けて洗う
ラッピングされていない新品の服は、
売り場や倉庫のチリ、
様々な雑菌が多く付着しています。
一度の洗濯で落としきれない事を考慮し、
ベビー服とは別にして洗う方が、
赤ちゃんに優しいでしょう。
4.ひどい汚れはその都度すぐに事前洗い
うんちやミルクの吐き戻しなどは、
一度乾いてしまうと、なかなか取れません。
汚れた場合は、できる限りすぐに水洗いをしてください。
この時、45~50度のお湯(人肌よりも熱め)を
使用すると効果的です。
まとめ
新生児時期や、アレルギーなどが気になる赤ちゃんの場合、
ベビー服は、大人と一緒の洗剤を使うのではなく、
ベビー専用のものを使い洗濯する方がよいでしょう。
ただし、専用洗剤を使う=安心、というわけではありません。
洗濯方法や洗濯機の汚れにも気を配ることが重要です。
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