ねんね時期の赤ちゃんにとって、
代表的なおもちゃのひとつといえるメリー。
でも、その大きさや価格を考えると
購入を迷うママもいるかもしれません。
ここでは、
・必要性を感じてしまうメリーの魅力と、そのデメリット
・メリーに頼らない赤ちゃんのための環境づくりのヒント3つ
をまとめました。
赤ちゃんにメリーが必要かどうか、
その必要性に疑問を感じているママの
参考になれば幸いです。
必要性を感じてしまうメリーの魅力と、そのデメリット
メリーは、赤ちゃん専用のおもちゃで、
その見た目もかわいいです。
色とりどりのメリーは、飾るだけでも
赤ちゃんとのくらしに、
明るさや幸福感を与えてくれます。
また、おもちゃとしての役割も、十分発揮してくれるアイテム。
産まれたばかりの赤ちゃんは、
聴覚や視力が十分でなく、
日々、暮らしの刺激を受けることで養っています。
メリーは、
寝ている赤ちゃんのそばに置くだけ、
というシンプルなおもちゃ。
ですが、電動で音楽が出るものや
優しく揺れるもの、
様々な色を使ったものなど、
しかけや工夫がされています。
そうした刺激が、
赤ちゃんの興味や脳への発達を
促進すると言われています。
なお、メリーは、生まれたての新生児期から使用します。
そのため、赤ちゃんによっては
生まれた時から聞いている音や見ている色、動きに、
安心感や愛着が湧いてくることも。
例えば、帰省時に布団が変わったり、
泣き止まない時などに、
メリーがあると落ち着くという場合には、
とても便利なアイテムのひとつです。
メリーには、もちろんデメリットもあります。
・大きく、設置に場所をとる
・価格が、10000円以上のものが多く、高額
・落下やほこりの付着が気になる
など、ママが購入をためらう事もありますよね。
また、あくまでおもちゃのひとつ。
どんなに高価なものを用意したとしても、
本人が飽きてしまったり、好きじゃなければ、
お蔵入りとなってしまいます。
メリーに頼らない赤ちゃんの環境づくり3つのヒント
メリー=赤ちゃんの脳の発達に良い
などとよく言われますが、
これは正しいようで、間違っています。
メリーが脳の発達に良いのではなく、
様々な刺激を適度に与えることが、良いのです。
メリーを購入せずとも、環境づくりは可能です。
ここでは、赤ちゃんの興味や
脳の発達を促すための環境づくりの3つのヒントを紹介します。
1.モビールやプレイジムなど代用グッズを試してみる
2.ベッドの位置をこまめに移動
3.小児科を参考にした環境づくり
1.モビールやプレイジムなど代用グッズを試してみる
例えばメリーの代わりとして、
モビールやプレイジムなどもおすすめです。
モビール
デンマークが発祥のインテリアグッズです。
天井から、天秤のような形でつるし、
その先には、様々な飾り物がついています。
おしゃれなものから動物やキャラクターものまで
種類も豊富で、メリーに比べて安価です。
電動ではなく、
空調や風でゆらゆらと不規則に揺れるため、
赤ちゃんが飽きにくいといわれています。
プレイジム
床に敷き、マット上に赤ちゃんを
寝転がらせて遊ばせるおもちゃです。
おすわり以降も遊べるようなタイプが多く、
赤ちゃんが手を伸ばしたり、押す、
たたくといった動作を促す仕掛けがされています。
2.ベッドの位置をこまめに移動
いつも同じ景色ばかりを見ているようでは
赤ちゃんも飽きてしまいます。
天気の良い昼間は
ベビーベッドを窓側に移動させる、
というのも赤ちゃんにとっては良い刺激。
カーテンから漏れる光、生活音、
料理の匂い、家族の声など、
全てが赤ちゃんにとっては、おもちゃそのもの。
メリーがなくても、赤ちゃんの興味や脳を養うことは
十分に可能です。
3.小児科を参考にした環境づくり
生後2ヶ月頃からは、予防接種などで
病院に通う機会もでてきます。
そこで、ぜひママにチェックしてほしいのは、
小児科の待合室です。
病気などで機嫌が悪い赤ちゃんや
子供たちを相手にしている先生たち。
そんな先生や看護師さんが
選んだおもちゃや部屋の装飾など、工夫されている環境は
ママのヒントとしても十分役立つのではないでしょうか。
ちなみに筆者は、
天井からのおもちゃとしてモビールを、部屋にかざっていました。
決め手は、かかりつけの小児科の待合室。
天井からびっしりとモビールが、飾られていて、
赤ちゃんが、それを目で追っている様を、
目の当たりにしたためです。
実際に、パンダのモビールは
赤ちゃんのお気に入り。
じっと眺めていることも多かったです。
まとめ
メリーは、新生児期の赤ちゃんにとって、
脳の発達や興味を促すためには
一役買ってくれるおもちゃです。
喜ぶ赤ちゃんも多く、
赤ちゃんの生活に彩りをあたえてくれます、
しかしながら、必要性があるかどうか、別問題。
というよりは、赤ちゃんにとって、
過ごしやすい環境づくりのための
1つのツールでしかありません。
メリー以外のおもちゃや刺激でも、
十分に赤ちゃんのための事は出来ますし、
逆にないからと言って困る、
というようなメリー頼みの環境にはならないようにしましょう。
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