【生後7ヶ月】赤ちゃんが頭を打った時の正しい処置と受診の目安

赤ちゃんの体の悩み
PublicDomainPictures / Pixabay

7か月の赤ちゃんが頭を打ってしまった時、

・どういう対策をしておけばいい?

・頭を打ったあと、どういう時に病院に行けばいいの?

と疑問に思ったら、ぜひこの先も読み進めてみてください。

7ヶ月ころは、

・お座りができるようになった

・つかまり立ちや伝い歩きができるようになった

などの理由から、どんなに気を付けていても、

ほんのちょっと目を離した隙に、

転んでしまうことも多いです。

痣位ですめばいいものの、

頭を打っていたら。。。とても心配になりますよね。

その心配を少しでも減らすことが出来るよう、

3つの事をお話しさせていただきますね。

赤ちゃんが頭を打ったら読んでほしい3つのこと

・赤ちゃんはなぜ頭を打つこと多いのか

・転倒防止の対策方法

・頭をぶつけた時の対処法

 

赤ちゃんはなぜ頭を打つこと多いのか

赤ちゃんはまだバランス感覚が未発達で

体に比べて頭が重いために、

転びやすくなっています。

そのため、この月例の赤ちゃんは頭をぶつけることがよくあります。

お座りしていて後ろにひっくり返ったり、

つかまり立ちをしていて転んだり。

頭には大切な脳があるだけではなく、

赤ちゃんの頭はかなり柔らかいです。

ですから、赤ちゃんの周囲に危険がないかどうか、

気を付けてあげる必要があります。

転倒防止の対策方法

お座り時期の赤ちゃん

やっと腰がすわり、不安定ながらも

お座りが出来るようになった赤ちゃん。

大人と違って安定感がなく、

なかなか手で支える事も難しいので、

ちょっとでも油断するとすぐ倒れてしまいます。

その不安定なお座り期の赤ちゃんの頭を守るために有効なのが、授乳クッションです。

赤ちゃんを授乳クッションの間に座らせると、

そのまま座っているよりもかなり安定感が増し、

後ろに倒れにくくなります。

そして万が一後ろに倒れた場合でも、

授乳クッションが後ろにあるので、

頭を打ちにくくなります。

つかまり立ち、歩き始めの赤ちゃん

ハイハイが出来るようになると、

つかまり立ちを始めるまであっという間です。

フローリングで生活している場合は床がとても固いので、

マットを敷いて対策しましょう。

マットには安全性を重視した

ジョイントマット・カーペットタイプ・

ラグマットと色々なタイプがあります。

この時期の赤ちゃんには、

歩き始めの赤ちゃんの安全を考慮されて作られている、

ジョイントマットがオススメです。

赤ちゃんが後ろに倒れる場合は

後頭部を打つことが多いので、

リュックを背負わせるのも対策の一つになります。

基本的には後頭部よりもリュックが先に床につくので、

後頭部を打つ可能性を減少させることができます。

靴下を履いていると滑って転倒することもありますので、

家の中では基本的に裸足か、

寒くて履かせたい時などは、

滑り止め付の靴下にするとよいでしょう。

頭をぶつけた時の対処法

赤ちゃんが頭をぶつけると、ついつい焦ってしまいます。

頭をぶつけても問題がないというケースもあれば、

一刻も早く対処が必要となるケースもあります。

赤ちゃんの様子を観察して、

まずは今どういう状態なのかを把握しましょう。

赤ちゃんが頭をぶつけると、大体の場合は泣き始めます。

頭をぶつけた事を理解できず、

最初はキョトンとしている赤ちゃんもいるかと思いますが、

頭の痛みを感じ始めると、泣き始めたりします。

しかし強く頭をぶつけているにも関わらず、

赤ちゃんがまったく泣かずにぼーっとしているようなら、

すぐに病院に連れていきましょう。

赤ちゃんが泣いている最中に気を失ったり

グッタリしてきた場合も、

すぐに病院に連れていきましょう。

病院は脳神経外科か、

脳神経外科が入っている総合病院がいいです。

「頭をぶつけて泣いたから大丈夫」というわけではないので、

ぶつけた後に泣き止んで落ち着いてきても、

その後の食欲や機嫌などには注意するようにしてください。

もしも泣き止んだ後でも不機嫌が続いたり

食欲が落ちてしまったり、

嘔吐してしまうような事があったら、

念のために病院で診てもらってくださいね。

頭部には多くの血管が通っているので、

頭から出血した場合、

小さな傷口でも出血量が多くなりますが、

ガーゼ等で止血をすればわりとすぐに出血はおさまります。

ただ赤ちゃんは免疫力が低いため、

傷口が感染して化膿する可能性もあります。

出血があったら、早目に病院で診てもらってください。

赤ちゃんが頭をぶつけた後、痙攣が始まることがあります。

痙攣が始まったら、すぐに病院で診てもらいましょう。

痙攣には「てんかん」という病気の可能性もありますが、

頭をぶつけた事により急に発生した場合は、

脳が強い衝撃を受けていることも考えられます。

頭をぶつけてその場では何も異常がない場合でも、

翌日に容体が急変してしまう可能性もあります。

例え病院で検査をしてもらったとしても、

48時間は吐き気等の症状がないか、

気を付けて様子見をしてくださいね。

頭をぶつけて意識がない場合は、

すぐに救急車を呼び、

必要に応じて心肺蘇生法を行ってください。

その際、頭をゆすったりしないように注意してください。

まとめ

赤ちゃんが頭を打ったら、まずは焦らず、落ち着くこと。

なかなか難しいことですが、

赤ちゃんが頭をぶつけた場合は

出来るだけ焦らず冷静に、

様子を観察して下さいね。

少しでも異常や違和感があったら、

病院で診てもらうようにしてください。

赤ちゃんの頭は強い衝撃に弱いので「安全第一」で、

予防策をしっかり行って気を付けて、

可愛いよちよち歩きの時期を楽しんでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました