【0歳児】絵本の読み聞かせを成功させる3つのコツと3つの心得

育児に関する生活の悩み
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育児書などを見ると、

絵本の読み聞かせは早い方がよい、

という事をよく目にしますよね。

ママ達も張り切って、

0歳児から、読み聞かせを開始しようと

絵本を開くこともあるでしょう。

そんなママ達をよそに、赤ちゃんは

・読み聞かせても、聞いていない

・絵本を破ろうとする、投げる、舐める

・読み聞かせても興味がなさそう

といった様子・・・。

さっそく挫折しそうになっているママはいませんか?

そんなママ達に、

・絵本の読み聞かせを行う0歳児ママに知ってほしい3つの心得

・読み聞かせを成功させる3つのコツ

・0歳児に読み聞かせる絵本の選び方3つ

上記をご紹介します。

育児書には乗っていない、筆者の経験も織り交ぜています。

0歳児から絵本の読み聞かせを始めたいママや、うまくいかずに悩んでいるママの役に立てば幸いです。

絵本の読み聞かせを行う0歳児ママに知ってほしい3つの心得

1.「最初からうまくいくわけがない」と心得る

2.0歳児の興味は、絵本を「読む」ことではないと心得る

3.0歳児のうちから、無理に絵本が好きになる必要がない、と心得る

1.「最初からうまくいくわけがない」と心得る

実は筆者も、家で生後5ケ月頃から絵本を用意し、読み聞かせを行っていました。

が、当の本人は全く聞く気もなく、失敗の連続。

そんなときに、保育園の先生から言われた言葉です。

確かに、0歳児にとっては、「絵本」も「読み聞かせ」もよくわかっていません。

うまくいかなくて当たり前なんです。

だからといって、途中でやめてしまわないでください。

ずっと続けていると、

 

そのうちに、ママが本を取り出すと、

その顔を見るようになります。

 

次にママの目線が向いている絵本に興味を持ち、

ママが持っている絵本を取り上げようとしてくることも。

まずは少しずつ興味をもたせるために、

毎日習慣づけることが大切です。

2.0歳児の興味は、絵本を「読む」ことではないと心得る

そもそも「絵本を読む」という行為を、

赤ちゃんは知りません。

絵本は、おもちゃのひとつとして認識しています。

絵本という形や素材、色など、

触ったり口に入れたりすることは

赤ちゃんにとって、大切な遊びなのです。

もちろん、噛んだり破るものじゃない、

ということを繰り返し教えてあげることも大事。

ですが、時には好きに触らせてあげる、

という事も興味を育む上では重要。

それが2歳まで続くということは、ありません。

また、ひとりで遊ぶおもちゃと違い、

読み聞かせはママとの共同作業でもあります。

ページをめくる動作を繰り返し、

赤ちゃんの前で行ってあげることで、

だんだん真似するようになります。

3.0歳児のうちから、無理に絵本が好きになる必要がない、と心得る

0歳児から、絵本の読み聞かせを取り入れる目的に、

・将来、本を好きな子に育ってほしい

・感情豊かに育ってほしい

・読解力がすぐれた大人に育ってほしい

など、子供への想いや願いがあるママもいるでしょう。

ですが、これはあくまで将来的に、ということ。

何も0歳児のうちから、

絵本大好きな子でなくてはならないわけではありません。

長い目でみて、絵本が生活の一部になっていくことが、

その子の感受性や個性を養うことにつながります。

読み聞かせを成功させる3つのコツ

1.習慣づける

2.硬い素材の絵本、短めの絵本を読む

3.ママ自身が楽しみながら、時には、体を使って読む

1.習慣づける

同じ時間に、同じシチュエーションで、

繰り返し読む事で、

まずは絵本の読み聞かせを習慣づけます。

たとえば、朝食前の5分、夜寝る前の10分など、

遊びの時間以外に読書の時間を

つくる方法がおすすめです。

2.硬い素材の絵本、短めの絵本を読む

0歳児の読み聞かせには、

長い物語やストーリー性があるものより、

短めの絵本を繰り返し読んであげる方が喜びます。

あえて1~2秒ずつ見せて、

パタパタとめくるフラッシュ読みという手法も効果的。

赤ちゃんが噛んでしまったり、

また、何度も読み返して使用したりすることを考え、

めくりやすい硬い素材の絵本をおすすめします。

3.ママ自身が楽しみながら、時には、体を使って読む

声の調子を変えることや、

読みきかせに自信がないママには、

ぜひ取り入れてみてほしい方法です。

「ひざの上で読ませるのがよい」と

方法にとらわれなくて大丈夫。

たとえば、「ごろーん」という擬態語の時には、

赤ちゃんと一緒にごろーんと寝転がったり、

ニコッと笑う場面では、

合わせてにこっと微笑んでみたり。

動きがある方が喜ぶ赤ちゃんもいます。

まとめ

読み聞かせは、育児の中でも推奨される行為のひとつです。

そして、どの育児書でも、

成功談ばかりが大きく取り上げられています。

うまくいかないママにとっては、

そんな成功談もプレッシャーになりますよね。

でも、スムーズに生活に取り込める赤ちゃんもいれば、

そうじゃない赤ちゃんもいて当たり前。

何より重要なことは、

ママがあきらめずに絵本の読み聞かせを

継続する姿や、一緒に、本を楽しむ姿を、

ママが赤ちゃんに示してあげることかもしれませんね。

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