出産から1か月以上が経ったママの身体。
こんな症状でお悩みではないですか?
・会陰切開の傷がまだ痛む
・悪露なのか分からないが出血が続いている
・1か月検診の後も出血と痛みが続いているのは普通なのか?
もしあなたが産後1か月を過ぎても、
痛みや出血が続いていて不安に思っているならば、
この先を読み進めていただければと思います。
出産してしばらく経つというのに、
出血や痛みが続いていると不安な気持ちになりますよね。
そんなママへ、
出産後にも痛みや出血が発生するケースとして
挙げられる5つ原因を書いていきます。
ママ自身がケア出来るものもあれば、
医療機関を受診することが望ましいものもあります。
産後の出血や痛みが気になっているというママは、
それぞれの特徴をチェックしていただき、
早く元気を取り戻してください!
産後1か月たっても痛みや出血が続くケース5つと対処法
産後1ヶ月たっているのに、
痛みや出血が続いているときは、
以下の5つの原因が考えられます。
・会陰切開の傷のひきつれ
・痔が悪化している
・悪露が続いている
・生理がきている
・胎盤遺残
会陰切開の傷のひきつれ
会陰切開はチョキンと切られている時よりも
実は後の方が辛いものです。
溶ける糸で縫われることが多いのですが、
しばらくは突っ張るような違和感と痛みが続きます。
痛みや違和感はなかなか引かず、
個人差があり、
2か月以上続いたというママも多いです。
ドーナツクッションなど痛い部分を
カバーできるようなアイテムもあります。
だいぶ傷跡が良くなってきたと思って、
夫婦生活を再開したら、
裂けてしまったなんて話もあります。
痛みがあるときは、まだ回復していないと考え、
あまり無理はしない方が良いです。
痔が悪化している
妊娠・出産で痔になるママは多いですよね。
私もなりました(*゚▽゚*)
しかも会陰切開の傷が開くのでは、
という恐怖から排便が怖くなり、
便秘から更に痔が悪化という場合も。
出血と強い痛みが伴う痔は、
ストレスになりますから早めに治しましょう。
痔を治すにはまず、
・便秘を解消する
・水分をしっかり摂る
・肛門の清潔を心がける
これらの心がけをしてみてください。
特に母乳育児をしているママは、
どうしても水分を赤ちゃんのおっぱいとして
どんどん持っていかれてしまいます。
水分不足だと便が固くなるので、
生活の中でしっかり水分補給をしましょう。
その時に冷たい飲み物を飲むのはNGです。
腸が冷え、働きが悪くなりますので、
温かい飲みもので水分を摂ってください。
それでも便秘が治らない時は、
便を柔らかくする薬や注入軟膏などの処方を
医師に相談して受けるのも良いかも知れません。
便秘があると痔はなかなか良くなりませんので、
しっかり対処していきましょう。
悪露が続いている
悪露は赤い色から、黄色っぽくなり、
透明なおりものへと変化します。
だいたい1か月ほどでおさまってくると言われていますが、
個人差があり2か月以上続く人もいます。
ただし子宮の回復状態が悪い場合に、
産後1か月以上が過ぎても
濃い色の悪露が出ることも。
これを子宮復古不全といいます。
抗生剤や子宮収縮剤を使用することもあれば、
子宮内の処置が必要になることもあるので、
1か月を目安に悪露が多く続くようでしたら、
医師の診察を受けましょう。
生理がきている
産後の生理再開の時期には個人差があり、
早い人だと産後1か月ほどで生理がきた
という場合もあります。
悪露がなかなか止まらない時は、
ひとまず生理の再開も疑ってみましょう。
生理再開の時期について、
混合や完ミのママの方が、
母乳のみのママよりも早く生理が来る
なんて話もよく聞きます。
でもそれは個人差があるので絶対!とは言えません。
ただ、遅くても通常は1年以内に
生理が再開する人が多いです。
胎盤遺残
出産時に胎盤は外に出ますが、
子宮内に胎盤が一部残ってしまっている状態が胎盤遺残です。
産後1か月検診で発覚することもあります。
出血がダラダラと続き、
腹痛や発熱が見られることも。
胎盤遺残の時は、子宮の位置あたりの腹部を
円を描くようにマッサージします。
でも、それでも改善しない場合には
医師が子宮に手を入れて残っている胎盤を出す
という処置が行われることもあります。
感染症にかかる恐れもあるので、
医師の診察を受けましょう。
まとめ
赤ちゃんが産まれたあとは、
ママの身体が少しずつ以前のように戻りつつあります。
その過程で悪露が一定期間続くのは仕方のないことなのですが、
悪露とは異なる理由での出血や腹痛を感じることもあります。
中には医療機関の受診が必要となるものもありますので、
おかしいなと思ったら医師に相談しましょう。
また産後すぐは無理をすると
子宮の回復が悪くなることもあります。
ゆっくり休んで身体を労わって下さいね。
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