赤ちゃんとのお出かけや移動の時に、
抱っこ紐やベビーカーは必需品。
ですが、赤ちゃんにとってはどうでしょうか。
体の負担や悪い影響がないか、心配なママに
・抱っこ紐とベビーカー、赤ちゃんにとっての3つの負担
・ママにも赤ちゃんにも負担のない3つの活用法
をまとめました。
購入や使用タイミングを悩んでいるママは
ぜひ参考にしてみてください。
抱っこ紐とベビーカー、赤ちゃんにとっての3つの負担
【抱っこ紐を使用する時の負担】
1.同じ姿勢で身動きがとれない
抱っこ紐は、ほとんど身動き取れません。
抱っこ紐の種類や収まり位置によっては、
支える紐の部分が、顔にこすれたり太ももの個所が
ずっと擦れる事があります。
専用カバーで赤ちゃんの肌を保護したり、
外出前にベルトや紐を事前に調節しておくことが重要です。
2.首に負担がかかる
抱っこ紐では、首を動かせる範囲に限界があります。
ずっと同じ方向ばかり向いている場合は、
首にも負担がかかります。
こまめに手で支えなおしてあげたり、
抱っこ紐からおろして
赤ちゃんの首をほぐしましょう。
3.熱がこもりやすい
ママの匂い、体温に安心できる抱っこの姿勢は、
赤ちゃんも大好き。
しかし、身動きがとれないことで、
熱がこもりやすく、おむつもムレやすい状態に。
密着すればするほどママも赤ちゃんも暑くなるため、
体温調節やオムツ替えなど、
こまめな休憩が大切になります。
【ベビーカーを使用する時の負担】
1.体への負担
最近のベビーカーは、振動も少ないものが多く、
安定性にも優れています。
ですが、やはりでこぼこ道や
衝撃は、大なり小なり赤ちゃんの体への負担となります。
体のずれや振動に不快感がないか、
赤ちゃんの様子を、こまめにチェックしましょう。
特に注意したいのは、
月齢にあわせたものを使用すること。
新生児に簡易型タイプを使用したり、
腰が据わる前にお座りタイプのベビーカーを使用すると、
赤ちゃんの骨の形成や体の成長に
影響を及ぼすこともあります。
また、ベビーカーは高額であるため、
おさがりを使用することもあるでしょう。
その時は、クッションのヘタレや
タイヤが擦れすぎていないかも、気にするようにしましょう。
2.視界への負担
ベビーカーの良い点の1つは、
赤ちゃんにとっては視界が開けるところ。
しかしながら、生後4ケ月頃までの赤ちゃんなら、
実は、目から入る情報が多すぎると、
刺激が強く、疲れることも考えられます。
ベビーカーに変えてから、
夜泣きがひどくなったと感じる時は、
ベビーカーでの外出時間を少し減らしてみたり、
抱っこ紐との併用で、
赤ちゃんの刺激を和らげてみてもよいかもしれません。
3.出会いがしらの事故へのリスク
ベビーカーで気を付けたいのは、
常に赤ちゃんが、
ママの先を進んでいるということ。
交差点を渡る時、曲がり角を曲がる時、
常にベビーカーが先ですよね。
出会いがしらでのぶつかりや、
ストッパーなしで手を離してしまう、
といった事故がないよう、
細心の注意が必要です。
ママにも赤ちゃんにも負担のない3つの活用法
ままにも赤ちゃんにも負担がないように、
移動方法には以下の3つを意識してみてください。
1.月齢にあわせたものを選ぶ
2.場所や場面に合わせて使用するアイテムを選ぶ
3.最初に買うのは抱っこ紐がおすすめ
1.月齢にあわせたものを選ぶ
どの赤ちゃんのアイテムにも言えることですが、
特に抱っこ紐とベビーカーに関しては、
赤ちゃんの命にかかわります。
便利だからと言って、
月齢や成長にそぐわないものを使用することは、
思わぬ事故を招きかねません。
2.場所や場面に合わせて使用するアイテムを選ぶ
(抱っこ紐を選択する例)
・買い物や雨の日の外出
・病院や区役所など、人が多い場所
(ベビーカーを選択する例)
・公園や動物園など、ゆっくり長時間歩く時
・エレベーターなどの設備が整っている場所
という風に使い分けると、
ママにも赤ちゃんにとっても負担がかかりません。
考えるポイントは、
・連れていく場所ではどんなことが起こりそうか
(授乳やオムツ替えで赤ちゃんをおろすかもしれない)
・混雑具合や通路スペースの広さの想定
(人が多いかもしれない、待合室がせまいかもしれない)
・天気や持ち物の量
(雨が降るかもしれない、帰りの荷物が多くなるかもしれない)
など、起こりうる場面を想定することです。
「かもしれない外出」で、
使用するものを選ぶことがポイントです。
3.最初に買うのは抱っこ紐がおすすめ
どちらを先に購入するか迷っているなら、
最初は抱っこ紐を購入することをおすすめします。
ベビーカーがNGの場所でも、
抱っこ紐なら、使用できるからです。
新生児期から使用できる横抱き出来るタイプもあります。
ベビーカーは、抱っこが大変になってから
検討しても遅くはありません。
首も腰も据わってくる頃なら、
軽量化されたものやコンパクトなものなど、
ベビーカーの選択肢も広がります。
まとめ
赤ちゃんの負担を考えるなら、
抱っこ紐もベビーカーも、
月齢や成長にあったアイテムを、
使用場所や時間に合わせて使用する事が一番です。
赤ちゃんにとってもママにとっても
負担のない楽しいお出かけをしたいものですね。
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