【授乳によるちくびの傷】よく効く3つの薬と痛みが軽くなる飲ませ方

育児中のママの悩み
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授乳によって出来た乳首の傷には、

どんな薬なら使えるのか悩んでいませんか?

・乳首に傷が出来て授乳のたびに痛い

・赤ちゃんの口に、入っても大丈夫な薬ってある?

・痛いけど薬って塗るのに抵抗があるな

あなたの悩みがこのようなことなら、

この先を読み進めていただけましたらと思います。

赤ちゃんにも安心で、傷が治りやすい薬、

対処法をご紹介します。

もう痛みを我慢しなくても大丈夫ですよ。

生後まもない頃は、授乳回数も多いので、

傷ができやすく治りにくいですよね。

放っておくと傷の痛みで、

授乳の時間が怖くなってしまいます。

ぜひ早く解決してくださいね!

乳首の傷に良く効く薬と対処法

・乳首に傷が出来てしまった時の薬3つ

・授乳の抱き方をかえてみる

・ラップを使うときの注意点

乳首に傷が出来てしまった時の薬3つ

皮膚科へ行けば赤ちゃんが舐めても

大丈夫な軟膏を処方してくれます。

ただ、自分で治すのに適したものもあるので、

まずはご自宅で試してみてください。

手軽に手に入れられて、

オススメなのは以下の3つです。

馬油

赤ちゃんの口に入れても害がないので、

傷が出来てしまった時に塗りやすいですね。

ベビーバーユマドンナ、ソンバーユなどありますが、どれでも大丈夫です。

サラっとしたものより、こってり系のクリームのテクスチャーのものがおすすめです。

赤ちゃんの汗疹やおむつかぶれにも

活躍してくれますので、一つあると便利です。

羊の油

ランシノーという名前でよく売られています。

病院によっては、馬油よりこちらを進めるところも多いです。

馬油は乾燥に良いので傷の予防に、

羊の油は切れた皮膚に、と使い分けるのを推奨しています。

実際に使った人の感想を見ても、

「羊油の方が良かった」という意見が、

結構ありました。

馬油よりは一般的でないですが、

手に入れられる人は、試す価値ありですね。

もちろん、赤ちゃんがなめても大丈夫です。

母乳

「母乳が薬?」と意外かもしれませんが、

母乳には傷を治したり、保護してくれる 成分が含まれています。

授乳後、乳首を少しつまんだ時に出る1~2滴を乳首に塗ってみてください。

その後は自然乾燥で乾かします。

これだけですが、効果を感じるママが続出です。

自分の母乳なら乳首にも赤ちゃんにも安心です。

そしてなにより経済的ですね。

 

乳首に傷ができてしまったら、

まずは母乳を薬として試してみてください。

 

授乳の抱き方を変えてみる

授乳の時に、傷が下あごに当たらないように

向きを変えて抱いてみるのも一つの方法です。

向きを変えて授乳するだけで、

傷の回復は早いと思います。

飲ませやすい向きだけで授乳をすると、

傷ができやすくなるので、

抱っこしにくい向きか ら深めにくわえさせて

授乳をすると傷の予防につながります。

傷の位置で避けたほうが良い抱き方

・フットボール抱き・・・乳頭の内側が切れている時はやめたほうがよい

・縦抱き・・・乳頭の下側が切れている時はやめたほうがよい

・横抱き・・・乳頭のわきに近いところが切れている時はやめたほうがよい 

などがあります。

自分の傷の位置を確認して、

色々な抱き方で授乳をしてみてください。

乳首をくわえさせるときは、

赤ちゃんに深めにくわえてもらいましょう。

切れて傷になってしまった部分に

赤ちゃんの下あごが当たってしまうと、

傷が悪化しやすくなってしまうので、

気を付けてください。

授乳始めは吸う力が強いので、

傷のない方から授乳することをおすすめします。

また授乳時に、乳首の周りをほぐして、

乳汁の滴が落ちてきてから授乳をすると

痛みが苦になり にくいので

ためしてみてくださいね。

ラップを使うときの注意点

乳首の傷には、馬油、羊油などの保湿剤を塗って、

ラップをすると良いと聞いてことはないですか?

実はこれあまり良くないんです。

ラップは保湿するのには効果がありますが、

一旦傷ができたら、ラップをずっと付けていると、

傷の治りが遅くなります。

また皮膚が弱い人はかぶれることも。

ラップそ使うときは、毎日ではなく、

たまに休ませるか、

傷が治ってから保湿に使ってください。

ママの乳首を授乳から守るために

授乳は1日に何度も行うので、

ママの乳首には負担が大きいです。

なるべく傷を作らないように、

悪化させないように、

以下の点を注意してみてください。

・日頃から保湿を心がける

・授乳時に気を付けたいこと 

・時には母乳を休むことも大切

日頃から保湿を心がける

乳首が乾燥すると、裂傷が起こりやすくなります。

保湿を日ごろから心がけることにより、

切れにくい乳首を目指せます。

切れたり、傷が出来てしまった時も

保湿をすることで裂傷の治りが早くなります。

乳首の傷が治っても、馬油や羊油で

毎日しっかり保湿しましょう。

また乳首の消毒は、

乳首の皮脂を拭き取り乾燥をひどくするので、

授乳時は必要以上の消毒は避けましょう。

授乳時に気を付けたいこと

傷が出来てしまい、痛みだけで済めばよいのですが、

常に傷がある状態だと、感染に気をつけなくてはいけません。

皮膚の常在菌が雑菌に変わり、

傷に雑菌が入ることによ り

乳腺炎などの可能性が高くなります。

あまりに治らない時は、早めに受診しましょう。

時には母乳を休むことも大切

生後まもない頃は、乳首の傷が痛くても、

「頑張って母乳をあげ続けないと出が悪くなる」

と気にして痛い思いを我慢して、

授乳を頑張っているママも多いです。

でも搾乳をすれば母乳の生産が止まることなないですし、

なにより毎日辛い思いをしながらの授乳は

とても苦痛です。

これからも毎日続くことを考えると、

無理をせずに時には母乳をお休みして、

ミルクに変えるなどして自分とおっぱいを

いたわってあげてください。

まとめ

乳首に傷が出来た時の対処法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

あまりにひどい時は産婦人科や皮膚科の受診も必要です。

でもまずは、

・馬油・羊油・母乳で傷を保護する

・抱き方を変えてみる

・保湿を心がけて傷ができるのを防ぐ

・時には母乳を休む

これらを試してみてください。

ママの傷が早く治り、おっぱいの時間が

楽しくなりますように。

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