生後3週間でおしゃぶりは早い?デメリット3つとメリット2つから考える

赤ちゃんの成長についての悩み
Ben_Kerckx / Pixabay

 

世の中には、育児のためのハウツー本がたくさん出回っています。

でも書いてあることは、必ずしも正解ではありません。

その中でも悩みの種なのが「おしゃぶり」。

 

「おしゃぶりは赤ちゃんに良くない」

「おしゃぶりは親が楽したいだけ」

・・・みたいな言葉、きっと聞いたことあると思います。

 

でも、それって本当なんでしょうか?

 

おっぱいを欲しがって泣いてばかりの赤ちゃんは、その都度おっぱいをあげていると、飲み過ぎて吐いてしまうこともあります。

その代わりにおしゃぶりを与えると、安心してすやすや寝てくれたり。

 

「特に、自分で飲める量がわかっていない生後3週間ごろの赤ちゃんには有効的です」

 

 

おしゃぶりは本当に悪いものなのか?

それとも、使いようによっては大丈夫?

 

 

その疑問に答えるべく、今日はおしゃぶりについてまとめてみました。

 

育児は人それぞれですから、

「ダメっていう人もいるから・・・」

と後ろめたさを感じることはありません!

 

メリットとデメリットをしっかり知って、

自分の赤ちゃんのためにママが考えてあげましょう。

 

 

おしゃぶりはいけないもの?与えるデメリットは?

 

おしゃぶりを与えることによって生じる悪影響として、以下のことが挙げられています。

 

中耳炎のリスクがある

口をふさぐので空気の通りが悪くなり、

中耳炎になりやすい、というものです。

 

乳頭混乱

おしゃぶりとママのおっぱいの区別がつかなくなる。

その結果、ママのおっぱいを飲んでくれなくなって

しまうというものです。

 

歯並び悪化

強く咥えすぎる赤ちゃんは、

それによって歯の成長を妨げると言われています。

 

おしゃぶり依存

おしゃぶりを与えて泣き止ませることを繰り返していると、

大きくなってもおしゃぶりを卒業できなくなると言われています。

 

 

おしゃぶりを与えるメリットは?

上で述べたように、おしゃぶりに対しては

否定的な意見も多いのが現状です。

 

もっとも、実際にそれらの悪影響が出たというよりは、

「親が泣き止ませる手間を省いている」

「楽をしている」という印象が根強く、

それに対する反発がほとんどのようですね。

 

逆に、おしゃぶりを与えることのメリットと言われているのは以下です。

 

鼻呼吸を促進できる

赤ちゃんは、おっぱいを飲むときは

上手に鼻呼吸できるのですが、

それ以外は口呼吸になりがち。

 

おしゃぶりを与えることで、

授乳中以外も鼻呼吸を行い、

習慣づけることができるとされています。

 

乳幼児突然死症候群の予防になる

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、

1歳未満の赤ちゃんが、何の予兆もなく

突然死してしまうことを指します。

 

メカニズムは解析されていないのですが、

おしゃぶりを使っている赤ちゃんは、

このリスクが少ないことがわかっています。

 

なるべくおしゃぶりをあげたくない!でも泣いている時はどうすればいい?

 

頻繁におっぱいを欲しがって泣く赤ちゃんには、

その度におっぱいをあげていると、

飲み過ぎてしまうことがあります。

 

そういう時におしゃぶりを与えると、

飲み過ぎを防ぐことができます。

 

 

ただ、どうしてもおしゃぶりを使いたくないという時は、

辛抱強く抱っこであやすのがいいでしょう。

 

 

おっぱいを欲しがってもお腹がすいているとは限らず、

不安や不快感をおっぱいの安心で癒しているだけ、

ということがあります。

 

なので抱っこで安心したり、

泣き疲れたりすれば落ち着いて寝てくれるのです。

 

お腹が空いているのか?

それとも不安でおっぱいを吸いたいのか?

赤ちゃん自身にもわかっていません。

 

だから、飲み過ぎて吐いてしまうのはさほど珍しいことではなりません。

生まれたての赤ちゃんは満腹になったかどうかがわからず、反射で吸えるだけ吸ってしまうのです。

 

完全母乳なら、

「お母さんがカロリーをとりすぎたりしていない」

なら、欲しいだけ与えても問題はありません。

 

ミルクよりカロリーは低いですし、

一時的に少し体重が増えても、

母乳をいつまでも飲むわけではないので大丈夫です。

 

このように、おっぱいのあげすぎを心配している場合は、おしゃぶりに頼らずとも今のままでいいでしょう。

 

まとめ

以上、おしゃぶりのメリット・デメリット、

そして頻繁に泣いてしまう赤ちゃんへ

おっぱいをあげていいか?のまとめでした。

 

おしゃぶりはメリットもあることがわかっていますから、

生後3週間から使うのであれば上手く、

部分的に効果的に使いたいですね。

 

よそのママや、家族から

「おしゃぶりを使っているなんて」

と言われてしまうとイラッとしますが、、、

 

その時は、ここにまとめたことを話して、

赤ちゃんのためなんだよと教えてあげてください!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました