犬を飼っているお家に赤ちゃんが生まれた場合
・どんなことに気をつければいいの?
・赤ちゃんを寝かせる場所は?
・犬と赤ちゃんの生活空間を隔てるべき?
・犬が赤ちゃんを舐めたり噛んだりしないかな?
このようなことを気にしていませんか?
ここでは、大切な家族である犬と赤ちゃんが
快適に一緒に暮らすには
どういうことに気をつければ良いのか?
を書いていきます。
愛犬と赤ちゃんの同居に不安なママは、
是非この先を読み進めてみてください。
犬は可愛いだけではなく、
しっかりとしたお世話が必要ですし、
抜け毛などの心配もあります。
そこに更に新生児がやってきて、
赤ちゃんの事まで考えなくてはいけないのは、
ママには大変なことですね。
でもだからと言って、
赤ちゃんが産まれるんだから犬を飼い続けるのは無理!
なんてことはありません。
このページを読んで、
愛犬と赤ちゃんの生活にある程度の心構えをしておくことで、
新しい暮らしが穏やかに始められますよ。
赤ちゃんが犬と暮らす時に気をつけたいこと5つ
・犬の毛と喘息について
・犬アレルギーについて
・感染症の危険を回避するために
・怪我を予防するために気をつけること
・犬のキモチも考えてみよう
犬の毛と喘息について
犬の毛が抜けてしまうのは仕方のないことですが、
アレルギー体質の赤ちゃんだと、
犬の毛やダニ、ホコリが
喘息を引き起こす原因になる場合も。
毎日の掃除は、
・掃除機をこまめにかける
・コロコロなどの粘着テープを使用する
・犬のブラッシングをこまめにする
などの配慮が必要です。
また赤ちゃんが口にいれやすい、
ぬいぐるみやおもちゃなどもチェックし、
こまめに洗濯をしたりふき取り掃除をしてあげると良いですね。
犬アレルギーについて
アレルギーは体内に入った異物が反応することで起こります。
犬アレルギーの場合は犬の毛やフケ、
尿、唾液がきっかけになります。
アレルギーの症状としては、
・くしゃみや鼻水
・皮膚のかゆみや発疹
などが現れることが多いです。
上記と同様に、犬と共存するということは、
今まで以上に掃除に気を配る必要がある
ということを念頭に置いておきましょう。
ちなみに筆者の親戚の家では、
赤ちゃんが生まれる前から犬がいて、
生まれた子供は動物アレルギーがありました。
幸い軽度なので、普通に一緒に暮らしています。
・犬にぺろぺろ赤ちゃんを舐めさせない
・掃除はしっかり行う
これらには気をつけていました。
アレルギーがあるからといって、
絶対に一緒に暮らせない、
とは言えない例をあげてみました。
感染症の危険を回避するために
人間と犬(家畜やペット)の間で感染する
人獣共通感染症というものがあります。
つまり、犬から人間に感染症をうつる可能性があります。
例えば「パスツレラ症」という感染症は
なんと75%もの犬が常在菌として保有しています。
感染の主な原因となるのは、
犬に噛まれた場合ですが、
犬の唾液が体内に入った場合にも
感染するケースがあります。
赤ちゃんは甘くておいしそうなミルクの匂いがするので、
犬がペロペロと舐めないようにしつけたり、
赤ちゃんと犬だけにならないよう、見守りをしましょう。
怪我を予防するために気をつけること
犬が悪気がなくてもじゃれついて
赤ちゃんを転ばせてしまったり、
遊びの延長で犬が吠えたり甘噛みすることがあります。
遊びの延長といえども
噛むという行為は
犬に対してのしつけが必要になります。
赤ちゃんにじゃれついてしまうという場合には、
赤ちゃんを寝かせるスペースを
犬の手が届かない所にするなど、
環境の整備に気を配りましょう。
犬のキモチも考えてみよう
今までわが子のように可愛がってくれていたパパとママが、
赤ちゃんが来てからというもの
赤ちゃんのお世話に付きっきりになり、
犬がヤキモチを妬くなんてことも大いにあります。
また赤ちゃんが来てから、
スペースを区切られてしまうなど
今までと環境が変わり、犬も戸惑うのです。
犬の心のケアをしつつ、
赤ちゃんを受け入れてくれるようにしていきたいですね。
母親には、我が子を守ろうとする本能があり、
出産後はその気持ちが一時的に強くなります。
筆者は、実家に里帰り出産の準備で帰省したとき、
父が子猫をもらってきました。
(男親でも巣作り本能が刺激されたみたいです)
元々動物が大好きなので、
妊娠中はずっと子猫と遊んで過ごしていましたが、
赤ちゃんが生まれてから、
急に子猫の抜け毛や赤ちゃんに対する反応が、
気になり、子猫をあまり触れなくなりました。
もしもあなたが出産後に
愛犬を少し疎ましいと思っても、
それはある意味普通のことです。
あなたの本当の心ではなく、
本能がそうさせているだけなので、
もしそうなっても落ち込まなくて大丈夫ですよ。
すぐにまた愛犬のことも愛せます。
まとめ
ペットを飼っている人の中で
犬を飼っている人は40%以上というデータが出ています。
犬を飼っている人はとても多いんですね。
感情表現が豊かで愛らしい犬は、
一緒のいるだけで幸せをくれる、
大切な存在です。
犬と赤ちゃんが一緒に暮らすことは、
大変なことも多いけれど、
悪いことばかりではありません。
赤ちゃんは生まれた時から一緒にいる犬を
大切に思う気持ちが芽生え、
情緒を育むという意味でも良い影響もあります。
ママに取って衛生面やお世話など、
気になることがあっても、
犬と赤ちゃんのいる暮らしは
貴重で幸せな時間になるでしょう。
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