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母乳が青い色になった時に考えられる驚きの理由と理想の栄養状態とは?

育児中のママの悩み
AdinaVoicu / Pixabay
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黄色や白色だった母乳が、ある日青い色になった、

と驚いた経験があるママはいませんか。

母乳は、大事な赤ちゃんに飲ませるもの。

食べたものが悪いのではないか

赤ちゃんに飲ませていいのか

などの不安を解消するために、

ここでは、

・母乳が青い色に変わったときに考えられる理由

・理想的な青い色の母乳のための食事「とる」2大基本

をご紹介します。母乳育児を頑張るママはぜひ読んでみてください。

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母乳が青い色に変わったときに考えられる理由

母乳が青い気がする・・・?

そんな時は以下の2つの理由が考えられます。

1.初乳が終わった

2.理想的な母乳=青い色の母乳になった

 

1.初乳が終わった

産後すぐは、母乳は、黄色っぽい状態の母乳がでます。

これは初乳(はつにゅう)といいます。

【初乳の見た目の特徴】

・濃い黄色っぽい

・ドロドロしている

・出る量が少ない

【初乳の栄養の特徴】

・ラクトフェリン

・IgA抗体

・タンパク質が多く含まれている(そのためドロッとしている)

・β(ベータ)カロチン(黄色みがかって見える)

【初乳を与える目的】

・免疫

・胎便排泄

 

初乳の主な目的は、ママの体が持つ抗体や栄養を与える事と

赤ちゃんがママのお腹の中にいる時に

ためていた便を排泄させることです。

初乳は産後1週間~10日ほどぐらいまでしかでません。

これを過ぎると、母乳の色が変化していきます。

逆に、初乳のような色の母乳がいつまでも続くのはNG。

同じように見えても、母乳の中身(栄養)は、

全く異なったものとなります。

脂肪分が多い食事をとっていたり、

おっぱいが詰まっていたりと、

トラブルを抱えている可能性があります。

2.理想的な母乳=青い色の母乳

初乳が終わると母乳の色や形状は変化し、

成乳(せいにゅう)と呼ばれます。

白米のとぎ汁のような色で、さらっとした液体です。

人によっては、白っぽい色から青い色と表現するママもいます。

【成乳の見た目の特徴】

・白い(見え方によっては青っぽく見える)

・さらっとしている

・授乳時に一定の量が出る

【成乳の栄養の特徴】

・脂質や糖質が多い

・鉄分や亜鉛、ビタミンなど体の成長を促す栄養素が含まれる

【成乳を与える目的】

赤ちゃんの成長(エネルギー供給)

 

青い色でさらっとした母乳は、

適度な脂肪分と糖質が含まれています。

これは、赤ちゃんが生きるために必要な

エネルギーを供給するためです。

実際には真っ白より、青白く見える、

あるいは透明がかって見える、

といったイメージに近い色かもしれません。

これは、初乳時に出ていたタンパク質や、

黄色い色をしたβカロチンを含む量が減るため、

青みがかって見えるためです。

産後すぐに、初めて自分の母乳を見たママにとって、

初乳の色=理想的な母乳と捉えてしまい、

青い色の母乳が出ると、

母乳の質が悪くなったように感じるかもしれません。

しかし初乳を終えた後は、

この青い色の母乳こそ、理想的な母乳なのです。

理想的な青い色の母乳のための食事「とる」2大基本

今後も青みがかった理想の母乳を出すためには、

以下の2つを意識してみてください。

1.水分をとる

2.和食をとる

 

1.水分をとる

サラサラな母乳を出すためには、

まず十分な母乳量を作り出す必要があります。

しかし、女性の体は思っている以上に水分が不足しがち。

母乳を与えているママにとって、

必要な水分は約1.5~2Lと言われています。

また、血行が悪いと母乳の出は悪くなります。

できるだけ温かいものを飲むように心がけましょう。

飲み物だけでなく、スープなどの食事などを含めて

こまめに取っていくのもお勧めです。

母乳量が増えてくれば喉も乾くため、

2Lを飲むことも習慣化しやすくなります。

2.和食をとる

現代の食事は、1つ1つの食材の質も高く、

レシピも豊富にあり、ただでさえ栄養価は十分に高いもの。

過度に、栄養や量を取る必要はありません。

量より、バランスよく栄養を取ることが大事です。

糖分や動物性の脂質は、

黄色のどろどろとした母乳を作り出してしまいます。

どろどろとしたおっぱいは、

赤ちゃんにとって美味しくないだけでなく、

ママにとって乳腺炎などのトラブルも招くことも。

青い色の理想の母乳を出すには、

例えば、同じ主食でも、

バターを多く使用しているパンよりも

水分量を多く含んだ白米を食べる方がおすすめです。

特に和食は、1汁三菜を基本に、

汁物や煮物、鍋物など、水分量も多く取れるメニューが多いです。

意識して献立を考えましょう。

ただし同じ和食でも、漬物など保存食や、

使用するしょうゆやみそによっては、

塩分量が多い場合があるため、注意が必要です。

赤ちゃんが、いずれ同じ食事をとるまでに成長する今後の事を考え、

今のうちからママの味覚も見直す良い機会。

食卓では、薄味を心がけていくことをおすすめします。

まとめ

母乳には、産後すぐから出る黄色くドロッとした初乳と、

産後10日以降から出る成乳があります。

理想的な成乳は、赤ちゃんの成長に必要な

栄養がある白くさらっとした母乳。

黄色の成分であるBカロチンが少ないため、

青い色に見える事もあります。

赤ちゃんに質の高い母乳を与えるために、普段から

ママは一日2L程度の水分や、

和食を中心とした食事をこころがけていきましょう。

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