授乳中のママ、コーヒーを飲んでこんな疑問を持ったことはありませんか?
・赤ちゃんが寝てくれない、興奮している気がする
・コーヒーのカフェインが赤ちゃんに影響しているのかも?
・一日何杯なら飲んでもいいの?飲まないほうがいいの?
もしあなたのお悩みがこのようなことなら、この先を読みすすめてもらえたらと思います。
授乳中は、1日2~3杯なら飲んでも大丈夫と言われるコーヒー。
・どんな風に赤ちゃんに影響するのか?
・どれくらいなら飲んでもいいのか?
など書いていきたいと思います。
コーヒー好きなママは参考にしてくださいね。
カフェインの働きと一日の適量
カフェインとは、主にコーヒー豆や茶葉、カカオ豆などに含まれている食品成分の一つです。
最近ではコーラやエナジードリンクにも含まれていることもよく耳にしますよね。
カフェインには、
・集中力・記憶力を向上させる覚醒作用
・尿の排出を促進する利尿作用
・眠気の消失
といった興奮作用があります。
摂取後約30分で脳に到達するので、大人なら仕事や勉強の前に飲むのが効果的です。
個人差はありますが、効果は約6時間持続します。
しかし摂取しすぎると、カフェイン中毒になることもあります。
心拍数があがったり、不整脈、頭痛、胃痛、吐き気、
感覚が過敏になる、情緒不安定になるなどの症状が現れることがあります。
だから、1日2~3杯が適量と言われているのですね。
カフェインは、どのくらい母乳に移行する?
さて、カフェインの気になる母乳への影響ですが、
授乳中に摂取したカフェインは、およそ1%が母乳に移行します。
毎日過剰摂取せずに、一日2,3杯のコーヒーを飲む程度であれば通常は問題はないです。
ただコーヒー以外にもカフェインを含むものはあります。
コーヒーの他にも、カフェイン入りの飲み物を飲んでいると、
過剰摂取になってしまうんですね。
先ほど書いたコーラーやエナジードリンク、栄養ドリンクなどは、カフェインが入っています。
コーヒーを飲む時は、これらのものは念のため控えたほうが良さそうです。
赤ちゃんが寝てくれないのはカフェインのせいなの?
ではお母さんの母乳から赤ちゃんがカフェインを摂取した場合、
どんな影響が出るのか?ですが、
先にお伝えしたように、カフェインにはいろいろな作用がありますので、
その作用はそのまま母乳に移行して、赤ちゃんの体調に影響をおよぼす可能性は十分あります。
そのため、
・寝つきが悪く不眠になる
・夜泣きをする
・意味もなく不機嫌になりぐずったり怒ったりする
・興奮して落ち着きがなくなる
などなど、例え2~3杯の量だったとしても、
赤ちゃんによってはこれらの症状が出てもおかしくありません。
赤ちゃんがカフェインを消化するには、大人よりもずっと時間がかかります。
これらの症状が出たときはカフェインの影響かもしれませんので、
日ごろの飲み方や摂取量を見直したほうがいいでしょう。
授乳中の上手なコーヒーの飲み方
コーヒーが好きなママは、全く飲むのをやめてしまうのは、かえってストレスになるかもしれません。
だから全く飲まないのではなく、以下のような工夫をしてみてください。
・まずは1杯にして、赤ちゃんの状態をしっかり見てみる。問題がなければ、1日1杯にしておく。
・飲むのはなるべく授乳前より授乳後にして、母乳への移行率を減らす。
・授乳中はカフェインレスのコーヒーにしてみる。
まとめ
今回は授乳中のコーヒーについて、赤ちゃんへの影響などを書いていきましたが、いかがでしたか?
少しでもお役に立てたなら嬉しいです。
適度のカフェインの摂取はいい効果もたくさんありますので、
育児のストレスを緩和してくれる息抜きになります。
飲みたいときは無理に我慢せず、工夫しながら、自分の時間を大切に心と体をやすめてください。
ただ、赤ちゃんが全然寝てくれないのは、コーヒーが飲めないことより、
ずっとストレスになることもあります。
1杯でも影響が出るときは、しばらく控えたほうがいいですね。
コメント