【授乳中】花粉症にアレロックを飲んでもいい?赤ちゃんへの影響と対策

育児中のママの悩み
Mojpe / Pixabay

 

授乳中のママ、アレロックを服用して

こんなことを心配していませんか?

・服用してから母乳をあげると、赤ちゃんの眠りがいつもより深い気がする

・お薬の成分が影響しているのかも?

・授乳中のお薬の使用はさけるべき?

もしあなたのお悩みがこのようなことなら、この先を読み進めてもらえたらと思います。

花粉症などのアレルギー性鼻炎のお薬でよく処方されるアレロック。

・お薬の成分はどのくらい母乳に移行するのか?

・赤ちゃんに影響はあるの?

など書いていきたいと思います。

よろしければ参考にしてくださいね。

アレロックってどんなお薬?

アレロックは花粉症の季節になると、よく耳にするお薬ですよね。

耳鼻科などでも花粉症対策のお薬として、よく処方されています。

ではこのお薬は一体どのようなお薬なのでしょうか?

アレロックには次のような特徴があります

・花粉症などによるアレルギー症状に効く(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、など)

・じんましんなどの皮膚疾患に効く

・小児用もあり、安全性が高い

・即効性があり、効果がよく出る

・副作用は比較的少ないが、眠気を伴うことが多い

以上のことから有効性はよく分かりますよね。

そのため、比較的アレルギー症状が強く出ている方、

しっかりと症状を抑えたい方には向いているお薬です。

母乳への影響は?

基本的に授乳中にアレロックを使用することは避けるように言われています。

動物実験などで母乳への移行が認められ、そのまま赤ちゃんに飲ませると、

お薬の成分も一緒に摂取してしまう可能性があるからです。

ですがこのお薬は小児用に処方されることもあり、非常に安全性の高いものです。

もし服用してから授乳したとしても、赤ちゃんに重大な影響をおよぼすものではありません。

一方で授乳中はさけるように促されるのは、

万が一のことを考え、念には念をということですね。

どうしても気になる場合は、

・授乳直後に服用する

・服用した日は1日授乳を避けて粉ミルクにする

などで対処してください。

 

また服用後の授乳で、赤ちゃんの眠り方や体調が、

いつもとちがうならきちんと医療機関に相談してください。

何かしらお薬の影響がでているかもしれません。

お薬の最終的な使用の判断は、かならず専門医のもと行いましょう。

花粉症には体質を改善も有効です

どうしても花粉症の症状がつらくて、

授乳中でもお薬に頼らなければならないこともあります。

しかし、早目の対策で症状を軽くすることも可能です。

そもそも花粉症の症状があらわれるのは、

免疫バランスの崩れが原因になっています。

環境や生活習慣によって、アレルギーに働く細胞が過剰になったり、

免疫調整に働く細胞が弱まったりするのです。

これらのバランスがくずれると、アレルギー症状が強くでます。

このバランスは以下の4項目を気をつけると、改善されることが多いです。

・睡眠時間はきちんと確保し、早寝早起きをこころがける

・ストレスをため込まない

・アルコール、喫煙はひかえる

・適度な運動で血流アップ

 

睡眠時間はきちんと確保し、早寝早起きをこころがける

私たちの免疫は、寝ている間に一番多く作られます。

睡眠時間が短くなると、免疫の量も減ってしまうのです。

また、細胞の修復が一番活発になる11時~2時を含めて、

同じ時間に起床・就寝をすると、自律神経が整いやすくなります。

自律神経の中の副交感神経は、免疫を活発にするのに重要な役割があります。

最も良いのは夜11時に寝て、朝の6時に起きることです。

赤ちゃんがいると難しいですが、成長とともに睡眠時間も確保できるようになるので、

覚えておいてくださいね。

ストレスをため込まない

育児中ママのは思い通りにほとんどならないので、

ストレスも溜まりますよね。

でもストレスも自律神経のバランスを崩す原因となります。

ストレスを受けると血管が収縮し、血流が悪くなり、交感神経が優位になります。

免疫は副交感神経が優位になっている時に作られるので、

結果的に免疫力が下がってしまうんですね。

ストレスを緩和して副交感神経を優位にするには、

暖かいお風呂にゆっくり浸かるのがオススメ。

これならママにもやりやすいリラックス法ですね。

アルコール、喫煙はひかえる

適量の飲酒は、血液の流れを良くして、それに伴い白血球やリンパ球など、

免疫力に関係するものの働きを高めます。

ですが、お酒の中のアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドという物質になり、

体にとっては栄養ではなく毒素という位置づけ。

毒素なので遺伝子など体の中を傷つけるのですが、

それと戦ってくれるはずのNK細胞も、アルコールを摂りすぎると動きが鈍くなります。

またアルコールを飲むと、その分解が優先され、

せっかく摂った食事の栄養素も吸収できないまま終わります。

以上のことから、アルコールは飲み過ぎると、免疫力を下げることが分かっています。

喫煙も体にとっては、毒素を取り込むのと一緒です。

たくさんの有害物質が含まれていますからね。

特にニコチンは、血管を収縮させ血液の流れを悪くします。

血液の中には免疫細胞がたくさんあるので、当然ですが働きが悪くなります。

適度な運動で血流アップ

適度な運動といっても、子育て中は難しいですよね。

赤ちゃんがお昼寝をしっかりしてくれたり、

生活リズムが整ってきたら、家でできる運動をしてみてください。

おすすめは踏み台昇降です。

簡単ですがうっすら汗をかくまでやると、いい運動になります。

体を動かすと体温も上がり血流が良くなるので、免疫が活発になりますよ。

辛い症状はお薬じゃなくても緩和できます

どうしても花粉症が辛い、でもお薬はやっぱり心配・・・

そんなママは、飲むだけで鼻がスッキリ快適になるお茶はいかがでしょうか?

私もお薬に頼るのが嫌で、体質改善などいろいろ試みましたが、

このお茶は飲むだけだし、スーっとするので辛い季節は助かってます。

授乳中でも安心して飲めるので、おっぱいが終わるまででも試してみる価値はありますよ。

まとめ

今回はアレロックというお薬のお話でしたが、参考になりましたか?

少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

花粉症の症状がつらく、育児に専念できないことは

あなたにとっても赤ちゃんにとってもよくないことです。

まずは我慢せず、医療機関を受診し、

お薬をうまくコントロールしながら母乳育児を続けてくださいね。

また花粉症に毎年悩まされているなら、さきほど書いたような体質改善も視野に入れ、

早目の対策で乗り切りましょう。

他にもマスク、メガネなど外出する際の花粉の付着をふさぐこと、

家に持ち込まないことも心がけてください。

花粉対策グッズもたくさん販売されています、それらもうまく活用してみてください。

ママが赤ちゃんと一緒に、この暖かな季節を楽しく過ごせるよう祈っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました