離乳食が始まった頃の赤ちゃんは、おっぱいやミルクだけを飲んでいた時と違うものを食べることで、消化に手こずることがあります。
その結果、今まではスルスル出ていたうんちが出ず便秘気味になってしまうことも。
一生懸命にうんちをしようと力んでいる姿を見ると、どうにかして便秘を解消させてあげたい、と思うのですが・・・
・便秘のときはどうやってうんちをさせてあげればいいんだろう?
・まだマグやストローが使えない赤ちゃんに、どうやって水分を補給させてあげればいいの?
・離乳食が悪いのかも?便秘解消のメニューってある?
などなど、疑問は尽きません。
そこで今回は、離乳食中期ごろに悩みがちな赤ちゃんの便秘について、解消法をまとめました!
便秘対策や、有効な離乳食メニューなどを書いていきますので、ぜひ活用してくださいね♪
離乳食中の赤ちゃんの便秘、うんちを出させてあげるためにはどうしたらいい?
実は、離乳食を始めた頃に便が固くなるのはよくあること。
今まではおっぱい・ミルクだけで育ってきたので、水分に困ることはありませんでした。
離乳食に移ると、その水分の比率が減ることで、便秘になりやすくなってしまうんです。
では、便秘になってしまったときにどうやってうんちを出させてあげれば良いのか、3つのコツを書いていきますね。
・お腹のマッサージ
・おむつ交換を頻繁に行う
・おしりを刺激してあげる
お腹のマッサージ
便秘の時は、腸を刺激することでお通じを促進させることができます。
赤ちゃんを仰向けに寝かせて、「の」の字を描くようにさすってあげましょう。
赤ちゃんのお腹と内臓は大人よりも遥かに柔らかいので、結構効きますよ!
おむつ交換を頻繁に行う
おむつを頻繁に交換してあげることで、赤ちゃんが便意を意識できるようになります。
替えたての心地良いおむつだと、気分良くうんちができるみたいですね。
おしりを刺激してあげる
便秘でお腹が張ってしまっていて、うんちがおしりの口で止まってしまっているような時に有効な手段です。
ベビーオイルを塗った綿棒などでやさしくくるくるしたり、ツンツンしたりして刺激を与えましょう。
おしりの穴を刺激されると、反射的に排泄しようとする働きが生じるので、詰まってしまっているような時にはぴったりなんです。
赤ちゃんの便秘解消に効く離乳食は?
ここまで、便秘のときの対策を書いてきました。
次に、便秘にならなくするための離乳食メニューについて書いていきます!
意識したいのは以下の5つです。
・食物繊維
・脂肪類
・汁物
・乳酸菌飲料
・ヨーグルト
食物繊維
大人でも、便秘といったらこれですよね。
芋、野菜、果物などに含まれているため、離乳食にも取り入れやすくなっています。
積極的に足していきたい食材です。
脂肪類
これはわりと便秘解消のイメージがないかもしれないのですが・・・
実は、結構大切なんです。
油分はするっと便を出す役割を果たしてくれるので、これが足りないと、うんちがスムーズに出てくれないんですね。
汁物
離乳食を始めたことで便秘になってしまった赤ちゃんは、水分が以前に比べて足りていないことが多いです。
そこで、離乳食に汁物を取り入れてみましょう。
野菜スープは食物繊維と水分が両方とれておすすめです。
お母さんがスプーンで与えることを考えると、片栗粉でちょっとしたとろみをくわえておくと良いですね。
ちょっと手間はかかりますが、フードプロセッサーでさつまいも・じゃがいも・かぼちゃなどのスープを作ってあげると効果抜群ですよ。
やっぱり、市販のスープより、すり潰したての方が食物繊維も失われずに済むんです。
汁物を辛抱強くスプーンで飲ませてあげるのはなかなか大変ですが、マグ・ストローが使えるようになるまではママの出番。
ちなみに、マグ・ストローを玩具だと思って使ってくれない子は多いようです。
でも「大人が使っているのを見て覚えた」「ある日いきなり興味を持って使い始めた」など、諦めずに教えていると使ってくれるようになりますよ。
乳酸菌飲料
乳酸菌も便秘対策の代表ですね。
カゴメの「ラブレ」という乳酸菌飲料は、「離乳食を始められているお子様でしたらお飲みいただけます」というもので、赤ちゃんにもオススメ。
これを飲むようになってからお腹の調子が治った!っていう話もよく聞きます。
他の乳酸菌飲料は、大量の砂糖が使われていますので(ラブレは入ってませんがほんのり甘いです)手軽に乳酸菌を補うならラブレを試してみてくださいね。
ヨーグルト
上と同じく、これも乳酸菌が仕事をしてくれます。
一番目に書いた「食物繊維」を含む食品である果物を取り入れやすいのもオススメの理由。
すりおろしリンゴ+ヨーグルトが鉄板ですね。
まだ未熟な消化器官に負担がかかりますので、無糖のヨーグルトを使ってください。
まとめ
以上、離乳食中の赤ちゃんの便秘解消についてのまとめでした。
赤ちゃんのおなかはまだまだ未熟なので、ちょっとしたことで下痢・便秘になりやすいもの。
まだ自分で体調について伝えられないので、その分ママが注意深く見てあげましょう。
病気と違って、食生活から改善できるものなので、毎日楽しくおいしく改善していきたいですね♪
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