一人ではトイレができない赤ちゃんにとって、
おむつは生まれたときからの必需品ですよね。
でも、布製品で風通しの良いパンツと違い、紙おむつは蒸れの原因になりがち。
更におむつの中に用を足すわけですから、
「おむつかぶれ」は赤ちゃんにとっては切っても切れない問題です・・・。
普段はおむつかぶれなんてない、という子も、
下痢気味になった時にかぶれてしまうことは多いんですよね。
やっぱり赤ちゃんもかぶれはイヤなので、
おむつを替えても泣きじゃくるから、かわいそうでかわいそうで。
皮膚科に行っても、いまいち薬が効かなかったり。
下痢で起こるおむつかぶれ、どうにかしてあげたい!というママのために、
このページでは「赤ちゃんの下痢とかぶれの原因と対策に」ついてまとめました。
ただおむつを替えているだけだとなかなか良くならないんですが、
ちょっとしたことで改善されたりするので、ぜひ試してみてください!
おしりがキレイになると、赤ちゃんも気持ちよくてご機嫌になります♪
どうしておむつかぶれは起きるの?
おむつかぶれが起きる原因は、下痢のウンチは肌への刺激がとても強いからです。
そこに以下の3つが加わると、更にかぶれが起こりやすくなります。
・オムツの中の湿気
・おしり拭きとの摩擦
・保湿不足
ですから、この3点について、問題がないかチェックしてみましょう。
オムツの中の湿気
肌は長時間蒸れると弱くなり、ふやけてかぶれてしまいます。
普通なら何ともないような刺激が、肌がふやけることで余計に
ダメージになってしまうんですね。
おしり拭きとの摩擦
弱っている状態の肌に摩擦を加えるのは、傷を広げるようなもの。
汚れを取ろうと思っても、ゴシゴシこするのはNGです!
保湿不足
水分で蒸れるとダメ、と上に書きましたが、
湿気がこもっていることと保湿することは違います。
保湿とは、水分だけではなく油分もしっかりと補い、過度な乾燥を防ぐこと。
油分は人の肌をバリアする機能を果たしてくれるので、
奪いすぎないように気を付けましょう。
おむつかぶれを改善するための具体的な3つの対策
それでは、上記の「湿気・摩擦・保湿」に対して、それぞれの対策を紹介しますね。
・湿気対策
ムワッとした湿気がこもらないようにするには、なるべくおむつを早く替えるのが一番。
赤ちゃんは用を足すとすぐに不快感を覚えるので、その合図に敏感に反応してあげましょう。
もぞもぞしているときもそうですし、
「大体このくらいの感覚」
「おっぱいを飲んだらする」
などの習慣を把握して、こまめに替えたいですね。
汚れたおむつを早く替えることで、湿っている時間を短くすることができます。
摩擦対策
まず何より、「こする」ということをしないように気を付けること、これが大事です!
「拭き拭き」ではなく「トントン」という感覚で汚れを拭うようにしましょう。
ゆっくり押し当てるようにすると効果的です。
乾いた布だと拭きづらいので、おしりふきなどの湿ったもので、
トントンしてあげてください。
(まれに、市販のおしりふきに対してかぶれてしまう子もいるので、注意です!
その場合は濡らしたコットンやガーゼで代用しましょう。)
また、肌が弱ってしまっておむつの刺激に耐えられない場合は、
おむつを替えたときにベビーパウダーをはたいてあげるといいのですが、
パフでポンポンすると、赤ちゃんが吸い込んでしまうので、
指にパウダーを少し取り、優しく付けてあげてくださいね。
保湿対策
赤ちゃんは生まれてすぐは皮脂がとても多い肌ですが、
徐々に減っていきます。
そのため生後数ヶ月経つと、おしりがかぶれやすくなっています。
皮脂のかわりに油分を補うには、ワセリンや皮膚科で処方されるプロペトという薬が一般的です。
でも、お尻を拭いたりおむつで擦れていると取れてしまいますし、肌そのものを潤すわけではありません。
その場合は皮膚の内部にとどまってくれる、赤ちゃん用の保湿を使うのもおすすめです。
一度塗れば、赤ちゃんの肌の中にバリアを作ってくれるので、
下痢うんちの刺激も寄せ付けませんし、肌の水分が蒸発するも防げます。
かぶれは、弱く敏感な肌がウンチに反応して起きているので、
その状態を回避すれば、割と早く綺麗になります。
もしも「皮膚科でもらった薬なのに効かない!」そんなときは、試してみてください。
副作用等もないですし、無添加なので、赤ちゃんに安心です。
まとめ
以上、赤ちゃんのおむつかぶれの原因と、改善するための方法についてでした。
改めて簡単にまとめると、
・おむつをこまめに替える
・拭くときはこすらないでトントン
・赤ちゃんにしっかり肌バリアを作ってあげる
この3つが大事です!
どれもすぐに出来ることなので、試してみてあげてくださいね!
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