数日会ってないだけで、
赤ちゃんがパパを忘れてしまうことってありませんか?
・赤ちゃんの記憶力って、どの位なんだろう?
・パパを忘れてしまうことってあるの?
・忘れられると悲しむパパ。どうしたらいい?
仕事が忙しいながらも、
赤ちゃんとの時間を作ってお世話をしてくれるパパ。
けれど出張に行ってしまったり、
時間が合わずにあまり会えなかったり、
夜泣きの関係で一緒に寝ることができなかったり。
数日会えなくても、パパは赤ちゃんを忘れません。
でも、赤ちゃんは・・・?
そんな疑問にお答えします。
赤ちゃんに忘れられしまうと、
パパはとても悲しい思いをしてしまいます。
ぜひパパを忘れてしまうメカニズムを
教えてあげてくださいね。
赤ちゃんがパパを忘れてしまうメカニズム
赤ちゃんの成長の中には、
以下のような特徴があります。
赤ちゃんの記憶力
人は赤ちゃんだった頃の事を覚えられず、
思い出せるのは3歳以降の事だったりします。
これを「幼児期健忘」といいます。
しかし乳児期だからといって、
全ての出来事の記憶がないわけではありません。
これまでの研究では、
生後3か月で1週間、
4か月で2週間ほどの記憶が
保持されているという検証結果も出ています。
「いつ」「どこで」「何をしたか」という記憶については、
3歳までの記憶力では覚えられず、
4歳位からとなります。
覚えられない原因として考えられるのは
・記憶をうまく覚えられない
・記憶をうまく思い出せない
と、二つほどあがります。
基本的に赤ちゃんは記憶力が未熟であり、
覚えていたことを早めに忘れてしまいます。
だからほんの数日でもパパを忘れてしまうことがあるのです。
赤ちゃんの認識度
ママの認識
赤ちゃんの五感の中で、最も早く発達するのが聴覚です。
28~30週位の胎児の頃から、
お腹の外や人の声が聞こえるようになり、
高音や低音の違いまでわかるようになります。
ただ、胎児が聞こえる外の音は聞き取りにくく、
ママの声だけは体内に響いてくるため、
クリアに聞こえています。
そのため赤ちゃんは生まれてすぐでも、
ママを声で認識する事が出来ます。
赤ちゃんは母乳の匂いでも、
ママを区別することが出来ます。
生後間もない赤ちゃんは、
目や鼻のパーツではなく、
輪郭や髪型等の特徴でママの顔を見分けているので、
髪型を変えたり顔周りを何かで覆ってしまうと、
見分けがつかなくなります。
生後3~4か月になると、
目や鼻等のパーツでママを認識する事が出来るようになります。
パパの認識
赤ちゃんのママを認識する力は、
かなり早くから身についています。
人見知りが始まる頃から「ママ」と「その他の人」の認識が出来ています。
パパがママと同じくらい育児に関わっている場合は、
パパのこともママと同じくらいの立ち位置で、
認識していることもあります。
ただ、世の中のパパは赤ちゃんとべったり一緒にいて、
お世話をするというのはまれです。
ですから未熟な赤ちゃんの記憶力では、
どうしてもその他の人になりやすいんですね。
筆者の経験談ですが、
生後3か月の時、両親に子供預け、
主人と2泊3日の新婚旅行に行きました。
初めは「久しぶりに二人でゆっくりできる」と
楽しみにしていましたが、
子供のことが気になって3日目は早めに帰りました。
私の顔を見て喜んでくれると思いきや、
「この人誰~?」と泣き出してしまったのです。
たった3日離れているだけで、
ママのことさえも忘れることもあります。
(幸い1時間くらいで思い出してくれました)
だから、普段一緒にいられないパパが、
赤ちゃんに忘れられてしまっても、
ある意味しょうがないことです。
まとめ
普段赤ちゃんと一緒にいる時間が短いパパは、
仕事が終わると、赤ちゃんに会えるのを
楽しみに帰ってくることも多いでしょう。
そんな時、「???」という顔をされて、
赤ちゃんに泣きだされてしまったら、
とても悲しいですよね。
でも、赤ちゃんの記憶力が成長すれば、
何日離れていてもパパを忘れることはなくなります。
休日に買い物や散歩に一緒に出かけたり、
スキンシップを心掛けているうちに、
パパの記憶も定着しますので、
焦らず赤ちゃんの育児を楽しんでいただければと思います。
コメント