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授乳中でも飲める睡眠薬はある?赤ちゃんへの影響とママの眠りを促す7つのコツ

育児中のママの悩み
Pexels / Pixabay
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授乳中のママ、なかなかぐっすり眠れなくて困っていませんか?

安定した眠りを助けてくれる睡眠薬を飲みたいけど、

・授乳中に睡眠薬を飲んでもいい?

・赤ちゃんにどんな影響があるの?

こんな心配をお持ちのことと思います。

慣れない育児はとても疲れますから、

できればしっかり睡眠をとりたいですよね。

でも、授乳中は飲めるお薬も限られますので、睡眠薬を安易に飲むことはできません。

・授乳中に飲めるのはどんな睡眠薬か

・赤ちゃんにどう影響するのか

など書いていきたいと思います。

よろしければ参考にしてくださいね。

睡眠薬とはどんなものか

睡眠薬は精神安定剤の仲間になります。

精神安定剤には高ぶった神経を落ち着かせる鎮静作用、眠くなる催眠作用があります。

一般的に催眠作用が強いものが、睡眠薬として使われています。

睡眠薬は、おおまかに短時間型・中時間型・長時間型というふうに分類され、

効果時間と内服する時間が重要になります。

寝つきが悪いだけなら短時間作用型がいいです。

逆に朝早くに目が覚めてしまうようなら長時間効くものがいいでしょう。

短時間作用型以外のものは、翌日までその作用が残ることがあります。

就寝前、できれば深夜を過ぎる前に服用するといいですね。

また睡眠薬には副作用として

・寝起きが悪くなる

・日中もぼんやりしてしまう

・ふらつきや脱力感

・倦怠感や頭重感

などがあります。

そして睡眠薬は依存性が強く、使用すると肝臓に負担がかかります。

またアルコールと一緒に服用すると、副作用が現れやすくなりますので危険です。

いずれにしても、医師の判断のもと安全に使用する必要があります。

授乳中の睡眠薬の使用について

睡眠薬に限らず、内服薬を服用するとわずかでも成分は移行します。

約1%が母乳に移行するとされていますので、赤ちゃんに影響がないとは言い切れませんね。

市販の睡眠薬でも、安易に考えてはいけません。

100%安全に授乳したいのであれば、睡眠薬の使用は控えてください。

また服用した場合、お薬の成分が残っている場合があるので、

12時間は授乳を避けてください。

授乳を再開する時は、念のため最初の母乳は搾乳しておいたほうがより安全です。

そして赤ちゃんの月齢が低いほど、注意してください。

授乳回数も多いうえ、まだまだ肝臓や腎臓の発達が未熟です。

そのため体内にお薬の成分を取り込んでしまうと、排出するのにとても時間がかかります。

赤ちゃんがいつも以上に寝ている時間が長くないか、

こんこんと眠っていないかよく観察しましょう。

授乳中安全に飲める睡眠薬はあるの?

では、授乳中でも安心して飲める睡眠薬はないのでしょうか?

母乳への移行を考えると、安全性が確立されていないお薬を授乳中に使用することはできません。

ただ、しいて挙げるとすれば、マイスリー錠2.5mgという睡眠薬は比較的安心して使用できます。

この睡眠薬は一回の使用量が少なく、母乳への移行率が極めて小さいものとされています。

しかし、自己判断で使用することはおすすめできません。

きちんと医師の指導にしたがい、睡眠薬を処方してもらいましょう。

授乳中のママがぐっすり眠るための対策

産後はホルモンバランスの乱れや、24時間続く赤ちゃんのお世話で不眠になりがちです。

夜間の授乳や夜泣きに対処していると、ママの体内時計もくるいだします。

夜は眠れないし、昼間も家事などでなかなかゆっくり休めない・・

こんな悪循環が不眠症につながります。

でも、できれば睡眠薬に頼らず、ぐっすり眠れるといいですよね。

ここではお薬に頼らずぐっすり眠るための7つのコツをご紹介します。

・日光を浴びる

・睡眠を促す食品を摂る

・カフェインは避ける

・足元を温める

・適度な運動をする

・ストレスをためない

・睡眠時間にとらわれない

 

日光を浴びる

日光を浴びると、脳からセロトニンという生体リズムを整えてくれる物質が分泌されます。

セロトニンは13~15時間でメラトニンという睡眠を促す物質に変わります。

できるだけ早起きをし、赤ちゃんとお散歩をするなど

時間を見つけて日光を浴びるようにしましょう。

睡眠を促す食品を摂る

豆乳、大豆、納豆、お米、バナナ、パイナップル、アボガド、

緑黄色野菜、赤み魚、豚肉、チーズ、アーモンド、そばなどには

トリプファンという物質が含まれています。

この物質は脳内のセロトニンの分泌を助ける働きをしてくれます。

これらをまんべんなく摂取することが効果的です。

カフェインは避ける

カフェインは脳を覚醒させる働きがあります。

もしコーヒーなど飲むときは、できるだけ午前中に済ませるようにしてください。

足元を温める

睡眠前に足元を温かくする、足湯が効果的です。

足元を温めると皮膚からの熱放射が高まります。

このことで体の深部の体温が下がり、結果的に睡眠を誘います。

適度な運動をする

軽く汗ばむ程度の運動は、心地よい睡眠につながります。

激しすぎる運動はかえって興奮状態をまねき、ひどい疲労感だけが残ります。

適度な運動を心がけましょう。

ストレスをためない

育児でなかなか自分のしたいことができず、いろいろ制限されている状態です。

さらに眠れないとなるとストレスが重なり、

自律神経の乱れが不眠症を悪化させてしまいます。

周囲の協力を得て、心身ともにリフレッシュできる時間をつくりましょう。

睡眠時間にとらわれない

もし夜眠る時間がしっかり確保できない場合は、

赤ちゃんの睡眠に合わせて休みましょう。

日中に眠気が出たら、無理せず昼寝などで対処してください。

午後4時までに30~60分ほど眠るのも効果的ですよ。

まとめ

今回は授乳中の睡眠薬の使用についてのお話でしたが、いかがでしたか?

少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

睡眠不足でママの体調が悪化すると、十分な育児ができず大変なことになります。

不眠症の症状が続いたら、まずは医師に相談してください。

服用する場合はいったん授乳を止める必要があるでしょうが、

あなたに合ったお薬を処方してもらいましょう。

ですがお薬に頼るばかりでは、母乳育児にも影響が出てきます。

どうしても服用が必要と診断された時、短期間に使用するようにしてください。

依存性の高いお薬ですので、症状が落ち着いたら服用はやめるようにしましょう。

生活環境や生活リズムを見直すだけで、不眠症の症状を軽減することも可能です。

そして何よりパパや周りの人の助けをかり、あなたの健康を守りましょう。

育児と家事も頑張りすぎず、できるだけリラックスして過ごすようにしてください。

お薬に頼る前に、まずはそこから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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