新生児のお世話を頑張っているママ、乳児湿疹の症状で困っていませんか?
・病院で出された薬でもあまりよくならない
・乾燥肌にキュレルを使ったら赤くなりべたついている
・赤くなっている部分が熱を持っているような気がする
もしあなたがこのようなことでお悩みなら、この先を読み進めてもらえたらと思います。
月齢の低い赤ちゃんの肌は敏感なもの。
いくら気を付けても改善されないときはママも不安になりますよね。
このページでは敏感肌用としてよく見かけるキュレルの、
・乳児湿疹に対する効果は?
・キュレルを使って悪化したのはどうして?
・乳児湿疹が悪化した時の対処法
など書いていきたいと思います。
よろしければ参考にしてくださいね。
キュレルは乳児湿疹の予防に効果的?
赤ちゃんの肌はとても薄く、まだまだ外部からの刺激に対するバリアが弱い状態です。
乳児湿疹は多くの赤ちゃんが経験するもので、特別心配するものでもありません。
ですが、きちんと予防をしてあげないと悪化する場合があります。
特に月齢の低い赤ちゃんは、皮脂分泌が多く汚れがたまりやすい状態です。
汗をかいた後、母乳を飲んだ後の口周りの汚れは優しく拭き取ってあげましょう。
また新生児の頃は、皮膚がデリケートになっています。
お風呂上りはもちろん、できるだけこまめに保湿して外部の刺激から守ってあげましょう。
キュレルは敏感肌用として販売されているので、赤ちゃんにも使えそうですが、成分をよく見ると保湿しているつもりが、逆に肌を刺激している場合があります。
キュレルに含まれている成分に注意
キュレルは弱酸性、無香料、無着色、で赤ちゃんのデリケートな肌にも使える商品となっています。
しかしここで注意しておきたいのが、この商品は保湿ローションやクリームは乾燥性の敏感肌用の商品であり、医薬部外品だということです。
医薬部外品ということは、化粧品に分類されます。
キュレルの成分表
アラントイン、精製水、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、シクロジメチコン、トリシロキサン、スクワラン、イソステアリルグリセリルエーテル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、イソステアリン酸コレステリル、ジメチコン、ユーカリエキス、ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ジメチルパルミチルポリシロキサン、硫酸Mg、POE水添ヒマシ油、POE・ジメチコン共重合体、パルミチン酸デキストリン、BG、コハク酸、水酸化ナトリウム液、パラベン |
この表を見ていただくとわかるとおり、大抵の化粧品は保湿成分は入っているけれど、赤ちゃんの皮脂膜を落としてしまう、界面活性剤などの刺激物も入っているということです。
キュレルもこうした作りです。
皮膚の乾燥が軽度のものであれば問題はないと思いますが、皮脂を界面活性剤でごっそり落としてしまうと、肌はバリアを失い外からの刺激を受けやすくなります。
すると、逆に炎症につながることもあります。
乳児湿疹がひどい時に使用すると、かえって悪化してしまう原因はここです。
また、注意書きには「傷、はれもの、湿疹等異常のある所には使わない」と書かれています。
したがって、肌に何らかの異常が現れている場合は、使用は避けるほうがいいでしょう。
もしも、家で乳児湿疹のケアをしてあげたい時は、界面活性剤が入っていない赤ちゃんの皮脂を取ってしまうことない、優しい作りの保湿剤を使ってあげてください。
赤ちゃん用に作られたものは、特に肌にやさしくでもしっかり保湿できるものが多いので、肌が少し丈夫になるまでは、ママがこうしたものを選んであげてください。
以下で、赤ちゃんの保湿剤を選ぶときの注意点やおすすめの保湿剤を紹介していますので、参考にしてみてください。
特に1番最初に紹介しているムースは、うちの娘のたくさんお世話になっていますし、乳児湿疹の赤ちゃんも数日で綺麗になっている子が多いです!
まだ未熟な肌バリアをしっかり補ってあげれば、赤ちゃんが持つ自然治癒力でグッと改善していきます。
キュレルで乳児湿疹が悪化した時の対処法
キュレルを使用して悪化した場合、ただちに使用をやめてください。
赤みがあり熱をおびているようであれば、炎症がひどくなっています。
小児科でも構いませんが、より専門的な皮膚科を受診する方がおすすめです。
診察で、乳児湿疹がどういったタイプのものかしっかりみてもらいましょう。
月齢が低ければ、なかなか判断のつかないこともあるかと思いますが、まずは炎症を抑えることを優先します。
治療にはステロイド剤を処方されることが多いようですが、医師の指示に従っていれば安心して使用できます。
ステロイド剤は刺激が強いイメージがあるので、赤ちゃんに使われるのをためらうママも多いですよね。
しかし炎症がひどくなると、赤ちゃんも不快で機嫌が悪くなりやすい傾向にあります。
夜泣きもひどくなると、ママの疲労や不安も大きくなってしまいます。
どうしてもためらいがあるときは、上記で紹介した保湿剤も検討してみてくださいね。
また乳児湿疹と一言で表しても、いろいろなタイプのものがあります。
中にはアトピー性皮膚炎や食物アレルギーがかくれていることもあります。
月齢が低いと判断がつきにくいですが、これらは継続的に治療していく必要があります。
注意して経過観察してあげてください。
まとめ
今回は赤ちゃんの乳児湿疹について、またキュレルの保湿についてのお話でした。
少しでもお役に立てたでしょうか?
日に日にひどくなる湿疹や皮膚の赤みで、ママもきっと不安になっていると思います。
しかし、一人であれこれ悩まず、まずは皮膚科で相談することも大切です。
そしてお家でのケアは、赤ちゃんに安心な保湿剤で肌バリアをつくることを意識してあげてくださいね。
まだまだ皮膚の機能が十分でない赤ちゃんです。
症状がひどくなる前に、肌バリアを作って皮膚トラブルを予防できるよう、ママが赤ちゃんにしてあげられるケアを考えてみてくださいね。
成長とともに肌は強くなっていくので、いずれ神経質にならなくても肌トラブルは減っていきます。
それまではママがフォローしてあげてくださね。
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