PR

断乳後に食欲旺盛なのは大丈夫?食べ過ぎを防ぐ4つのコツと正しい量とは

赤ちゃんの食についての悩み
digihanger / Pixabay
記事内に広告が含まれています

母乳育児を頑張っていたママ、お子さんがそろそろ1歳を過ぎると卒乳ですね。

今回は、卒乳・断乳に晴れて成功したお子さんの食欲についてのお話です。

あなたはお子さんの食欲に、こんな疑問を持ったことはありませんか?

・断乳後、とにかく食欲が旺盛で怖い

・どのくらいが正常の食欲なのか分からない

・断乳がストレスになって食べ過ぎているの?

もしあなたがこのようなことでお悩みなら、この先を読み進めてもらえたらと思います。

お子さんがよく食べてくれる喜びの反面、食べ過ぎは肥満につながるので心配になりますよね。

・どうしてたくさん食べるの?

・1歳ぐらい、どのくらい食べてもいいの?

・食べ過ぎを予防するコツ

など書いていきたいと思います。

よろしければ参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

1歳は食欲をコントロールできない

1歳を過ぎると、大人と同じように食事をだいたい1日3回摂るようになりますね。

今までママの母乳や粉ミルクで補っていた栄養は、食事できちんと摂取できるようになります。

断乳すると食欲が旺盛でびっくりするママも多いと思いますが、これは母乳から食事へきちんと移行できている証拠です。

ですがまだまだ子供の満腹中枢は未熟で、食欲を上手にコントロールできません。

お腹が空いていても、あまり空いていなくても、自分の満腹がどのくらいなのか分かっていない状態です。

またママのおっぱいから離れ、今は食べ物に好奇心がいっぱいな時期でもあります。

それに対して「食べたい」という欲求に素直な子供は、なんだか異常に食べているように見えてしまうのかも。

何より食べること、ママの作るご飯が大好きなのですね。

中には断乳したことストレスになり、子供が食べ過ぎているのではないかと心配するママもいます。

しかしそのストレスから考えられる行動は、食事を摂らずママのおっぱいばかりをほしがることではないでしょうか?

いつもよりぐずる回数が増えること、夜泣きをすることもストレスと関係あります。

機嫌よく食べているのであれば、断乳からくるストレスで過食になっているとは考えにくいですね。

あまり神経質になりすぎず、普段と同じように便が出ていれば大丈夫です。

もしどうしても食べ過ぎているのか気になる場合は、母子手帳の成長曲線を活用してみてください。

その際に曲線のどの位置にいるのかではなく、曲線の中に沿って平行に増えているのかに注目してみましょう。

ある時期から曲線から外れたり、曲線内で激変したりしているのであれば肥満などの疑いもでてきます。

念のため一度小児科に相談してみましょう。

断乳後の理想的な食事量はどれくらいか

では実際、どのくらいの食事量が適切なのか見ていきましょう。

厚生労働省が定めている食事摂取基準というものがあります。

これに基づくと、1~2歳の子供に推奨される食事量は男の子で約950kcal、女の子で約900kcalとなっています。

一般的な成人の摂取カロリーがだいたい1800~2200kcalなので、子供は大人の約半分程度ということでしょうか。

とは言っても、数字だけではどのくらいの量なのかよくわかりませんよね。

ほんの一例ですが、1~2歳児の理想的な1日の献立をご紹介します。

1~2歳児の理想的なごはんの量
朝食 小さいおにぎりが2つ、みそ汁、卵焼き半分、納豆半分
間食 牛乳、ふかしイモ半分
昼食 うどん半分、お浸し1/2杯、冷ややっこ1/2杯
おやつ みかん1個、ヨーグルト1個
夕食 ごはん小1杯、かぼちゃの煮つけ小鉢に1杯、焼き魚半分と温野菜

といった感じです。

献立は無数にありますので、お子さんにあったメニューで毎日工夫してみてください。

栄養バランスも大切ですが、食事作りがママの負担になってはいけません。

「昼に肉が多かったかな?」と思ったら、夜は野菜中心の食事にするなどで構いません。

ママのできる範囲で食事のバランスをとってあげてください。

食べ方を工夫してみる

食事は生きていくために欠かせないものですから、とにかくしっかり食べて栄養を摂ることが第一です。

しかし間違った食事方法では、今後のお子さんの成長に悪影響がでることもあります。

健康に育ってもらうためにも、気軽にほしい分だけ与えるということは避けたいものです。

そこで以下のことをこころがけてみましょう。

・めりはりをつける

・自分で食べる練習を始める

・噛みごたえのあるものを用意する

・体を動かす

めりはりをつける

規則正しく、3食の食事の時間を守ります。

食べるときは「いただきます」、食べ終えたら「ごちそうさま」を教えてあげましょう。

食事が始まりと終わりの合図になりますので、子供も気持ちを切り替えやすくなります。

またお皿のものがなくなったら終わりだよ、と教えてあげるのも効果的かもしれません。

だらだら食べることを防ぎましょう。

自分で食べる練習を始める

だんだんとスプーンやフォークを使えるようになってきます。

最初はなかなかうまく使えずママもイライラするかもしれませんが、手先の運動は脳の発達につながります。

一緒に手伝いながら、自分で食べることに集中させましょう。

慣れないうちは、時間がかからないおやつの時などから始めてみてはどうでしょうか?

噛みごたえのあるものを用意する

食べ物の大きさや固さを変えていきましょう。

今までのように流し込むことができなくなり、よく噛むようになります。

例えば菓子パンなどのやわらかいものより、トーストした食パンなどの方が噛むのに時間がかかります。

おやつも口の中で溶けやすいものばかりではなく、果物などしっかり噛むものを選んであげるといいですね。

よく噛むことで、未発達な満腹中枢を刺激してくれます。

体を動かす

食べた分はしっかり体を動かして、エネルギーを消費しましょう。

食べたい欲求が強い状態の時は、特に外遊びなどで注意をそらしてください。

過食の防止にもなり、思い切り遊んでお腹が空いた分、次の食事の楽しみが増します。

まとめ

今回は断乳後のお子さんの食欲についてのお話でしたが、いかがでしたでしょうか?

少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

断乳することはママやお子さんにとって一大事ですが、食事が始まるとまた新たな課題も出てきます。

ついこの前まで母乳だけで大きくなったと思えば、もう食べることが中心になりますよね。

もちろん栄養バランスの摂れた食事はとても大切ですが、そこばかり気にするとママも食事作りが億劫になります。

「食べないよりは食べてくれたほうがいい!」とゆったり構えてください。

あとは食事のマナー、決め事、大切さ、楽しみを分かち合いながら、家族みんなで成長を見守っていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました