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【新生児】石油ストーブを使う際の4つの注意点と赤ちゃんが快適になる3つの室内作り

育児に関する生活の悩み
Hye-youngJung / Pixabay
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秋から冬にかけた新生児の体調管理のポイントは、

快適な温度と湿度で過ごせる環境づくりです。

生活環境によって、エアコンの設置や使用ができない場合、

石油ストーブの使用を検討する事があるかもしれません。

ここでは、

・新生児がいる部屋で石油ストーブを使う時の4つのポイント

・冬に新生児が快適に過ごせる環境づくり3つのコツ

をまとめました。

石油ストーブを使う事に心配や不安があるママは

ぜひ下記のポイントを押さえて使用してみてください。

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新生児がいる部屋で石油ストーブを使う時の4つのポイント

1.ベビーベッドから離れた場所に設置する

2.つけ始めと1~2時間ごとに換気する

3.使用前後での赤ちゃんの様子を確認する

4.乾燥対策を行う

 

1.ベビーベッドから離れた場所に設置する

新生児はほとんど身動きがとれません。

『自ら石油ストーブに近づくことはないし、

寒そうだからベビーベッドの近くに設置しよう』とするのはNG。

・石油ストーブが倒れるかもしれない

・火災が発生するかもしれない

・温度が上がりすぎるかもしれない

・(ファンヒーター式の場合)熱風でやけどするかもしれない

などの危険があります。

最近では、突然の振動や異常運転を予測し

停止する石油ストーブも販売されています。

しかし、最終的な判断や責任は大人にあります。

万が一の「かもしれない」を常に考えましょう。

また、石油ストーブの中でもファンヒーター式の場合、

風向きに注意が必要です。

長時間、同じ箇所に近くから熱風が当たることで、

直接器具に触れなくてもやけどの症状が出る場合があります。

吹き出し口の向きや場所を確認し、

赤ちゃんと暖房器具が直接交わらない位置に設置するようにしましょう。

2.つけ始めと1~2時間ごとに換気する

石油ストーブをつけ始めは、

灯油が燃える独特の匂いが充満します。

匂いそのものは、新生児に悪影響があるものではありません。

しかし、新生児に刺激を極力与えないためにも、

匂いが気にならなくなる程度まで換気するとよいでしょう。

何より気を付けたいのは、一酸化炭素中毒です。

密室で長時間使用すると部屋の酸素が減り、

不完全燃焼を起こしやすくなります。

不完全燃焼は、一酸化炭素という毒性の強い気体を発生させます。

この一酸化炭素は無味無臭のため、

気づかないうちに一酸化炭素中毒を引き起こしてしまうのです。

頭痛や気分の悪さ、意識障害などの症状から、

ひどい場合には、そのまま亡くなってしまう事も。

・1時間に5分程度、2か所以上を開けて効果的な換気を行う

・つけっぱなしの状態で、就寝しない

・空気汚染の観点からも、室温を高くしすぎない(燃焼させすぎない)

上記3点に気を配り、使用することが重要です。

3.使用前後での赤ちゃんの様子を確認する

石油ストーブを使用することで、

乳児湿疹がひどくなる、咳が出る、

といったような症状が出る場合があります。

これは、室内の温度が上がりすぎることで、

肌が乾燥しすぎたり、

石油に対するアレルギーを稀に起こす場合があるためです。

使用する前と後の赤ちゃんの様子をよく観察しておきましょう。

4.乾燥対策を行う

石油ストーブのメリットとしては、部屋が温まりやすく、

燃焼時に水も発生するため、

エアコンよりも乾燥しにくい事にあります。

とはいえど、全く乾燥しないわけではありません。

芯を燃やすタイプの石油ストーブの場合は、

水をいれたやかんを置いて水蒸気が充満する工夫や

石油ファンヒーターの場合は、

加湿器を併用する事をおすすめします。

冬に新生児が快適にすごせる室温づくり3つのコツ

新生児時代の赤ちゃんが冬に快適に過ごせるように、

以下の3つのコツを取り入れてみてくださいね。

1.適度な日当たりと風通し

2.室温と湿度をキープする

3.部屋を温めすぎない

 

1.適度な日当たりと風通し

石油ストーブを過度に使わないためにも、

適度に陽だまりができる部屋や、

日差しが入る場所がおすすめです。

自然光が当たる場所で過ごさせる事は、

昼は明るく夜は暗くなるといった体内の時間感覚を養います。

また、カーテンなどで直射日光を遮り、

1日数回は1~2分程度は換気するようにしましょう。

2.室温と湿度をキープする

室温は、外の気温のプラス5℃前後を目安に、20~23度が理想です。

しかし室温を上昇させる以上は、乾燥は免れません。

乾燥は、インフルエンザなどのウイルスの動きを活発化したり、

乳児湿疹の原因にもなります。

湿度は、50~60パーセントを保つように心がけましょう。

3.部屋を温めすぎない

特に機嫌が悪いわけでも震えているわけでもないのに、

赤ちゃんの手足を触ると、驚くほど冷たい事があります。

これは血管が未発達であることが理由です。

腕の内側やすねなどが冷えていない限り、

寒さが理由ではないためご安心を。

赤ちゃんは、体温が高く、基本的に汗っかきです。

部屋を温めすぎると、かえって不快に感じる事があるため、注意しましょう。

まとめ

新生児は体温調節が難しいため、室温と湿度には気を付けたいもの。

石油ストーブを使う場合は、設置場所や換気などを気に配れば、

安全面や体調面での問題は特にありません。

ただし、石油によるアレルギーや肌荒れなどが起こる可能性もあります。

使用前後の赤ちゃんの様子をしっかり観察してくださいね。

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