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母乳をグッと増やす2つの方法とママを楽にする2つの心構え

育児に関する生活の悩み
lgrodela / Pixabay
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完全母乳育児を目指すママにとって、母乳量が増えない悩みは深刻ですよね。

赤ちゃんの飲みたいだけ出すことができたら・・・そんな思いもあると思います。

このページでは、

・産後すぐのママへ、母乳に対する2つの心構え

・生後すぐから生後2か月までに、母乳を増やすための2つの方法

をご紹介します。

思ったように量が出ていないママの力になれば幸いです。

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産後すぐのママへ、母乳に対する2つの心構え

出産後まもないママは、以下の2点をぜひ知っておいてください。

1.母乳の種類や仕組みを知っておく

2.母乳育児で思いつめない

 

1.母乳の種類や仕組みを知っておく

母乳は、大きく2種類に分類できます。

産後すぐから数日間に出る黄色味を帯びた母乳を初乳(はつにゅう)と呼びます。

初乳そのものは、出る量も出る期間も少ないです。

長くても10日程度までしか出ず、にじむ程度しかでないママもいます。

初乳は、赤ちゃんの体を守る抗体や胎便排出を促す事が目的の母乳です。

そのため、初乳の量を増やすには限界があります。

産前から乳頭や基幹マッサージで、赤ちゃんが吸いやすく(母乳が出やすい)状態にしておくことや、

母乳を与える前に、蒸しタオルでおっぱいを温めておくと効果的です。

初乳が終わると、次に成乳という赤ちゃんの体の成長のための母乳がでます。

成乳はさらっとした白っぽい母乳で、一定量が出るのが特徴。

しかし実は、安定的に一定の量が出るのは、産後2~4ヶ月後と、時間がかかるものでもあります。

こうした母乳に関する知識を得ておかないと、初乳が出ていたママでも、成乳への移行期には出なくなる事や量が少ないままである(あるいは少なくなった)事を落ち込み、母乳育児を挫折してしまう事につながってしまいます。

2.母乳育児で思いつめない

毎日、母乳の事を考えた食生活を送っていても、なかなか思うように量が増えないと、挫折しそうになることもあるでしょう。

しかし前述のとおり、母乳の質と量が安定するには、食生活などの改善の他に、ある程度の期間も必要。

すぐに効果が出ると考えるのではなく、毎日コツコツ行う事が数週間後に実を結ぶと捉え、取り組む姿勢が大事です。

母乳育児は、なかなか周囲に相談しにくく、ママは、思いつめがちになる内容でもあります。

完全母乳育児はもちろん素晴らしい事ですが、何より優先すべきは、赤ちゃんとママが健やかに過ごせる事。

母乳育児にこだわりすぎるあまり、赤ちゃんとママの心身に影響があるくらいなら、ミルクを足す事も検討する、専門機関に相談するなど、の選択肢の検討も必要です。

生後すぐから生後2か月までに、母乳を増やすための2つの方法

母乳をしっかり増やしたい、そんなママは以下の2つを行ってみてください。

1.頻回授乳

2.温かい水分をとる

 

1.頻回授乳

ママの体は、必要だと感じた分しか母乳を作り出しません。

この必要だと感じる目安は、乳首を吸われる刺激や、前回母乳を出した量に左右されます。

赤ちゃんは日々成長し、飲む量が徐々に増えていきます。

にも関わらず、ママのおっぱい(体)は、前回に赤ちゃんが飲んだ量分=必要量と錯覚し、その分しか作り出しません。

そのため、赤ちゃんにとっては必要な量に達しないうちに母乳が出なくなり、結果、おなかが満たされず泣く場合があります。

これは、よくある母乳の量が増えないサイクルへと陥るパターン。

改善するために、ママの体に『この(吸ってくる)赤ちゃんには母乳がたくさん必要である』と認識させることが必要です。

母乳を増やす場合、3~4時間おきの授乳といった時間帯で区切る方法はNG。

赤ちゃんが欲しがる時には、常に与えるようにします。

あまり泣かない赤ちゃんの場合、

・オムツを替えたら吸わせる・沐浴や着替えた後に吸わせる

・抱っこの後に吸わせる

など、平均して2時間ごとの授乳(一日10~15回前後)を目安に、意識的に機会を増やす事もおすすめです。

生後2ヶ月くらいまでは、とにかく乳首を吸わせる機会を増やし、母乳を出す量と赤ちゃんのおっぱいを飲む力ををつけていきましょう。

2.温かい水分をとる

おっぱいマッサージや食事に気を付けていても、実は水分量にまで気にしているママは少ないもの。

・最近、トイレの回数が減っている

・食事に汁物がない

・ゆっくりお茶を飲む暇がない

上記に思い当たるふしがある場合は、要注意。

母乳育児中のママに必要な水分量は、1日2Lほどだといわれています。

また、母乳の出をよくするために、温かい飲み物が効果的。

一日2Lのペットボトル1本分の温かい水を飲むのは難しくても、食事の中に水分量が多いスープや米食などのメニューを取り入れていけば、さほど苦になりません。

特に女性の場合、水分不足は便秘や肌のかさつき、膀胱炎など体の調子にも支障をきたします。

つい忘れがちになるからこそ、意識して水分を取ることが必要です。

より母乳のサポートをしたいなら、私が母乳量で悩んでいた時に解決してくれたこちらで水分を摂ってみてください。

ただ飲むだけなので、バタバタした毎日でも続けやすく、私には合っていたのかグッと量が増えてミルクを使わなくなりました。

まとめ

母乳の種類は2種類あり、産後すぐに出る初乳は出る量が少なく、数日間のうちに成乳へと移行します。

しかしこの成乳と呼ばれる母乳も、量が安定して出るのは、産後2~4ヶ月頃から。

生後2ヶ月頃までは、母乳の量が少なくてもあまり思いつめず、ママ自身が水分量を多くとり、頻繁に授乳する(頻回授乳)回数を増やすことが母乳を増やすポイントです。

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